・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

あった まさか:7 見出し

2020年09月07日 | つぶやきの壺焼

同じ文字数の新聞の見出しを比べてみよう。

①茂木外相「日本国籍を有していないと判明」 香港で一時拘束された人物

②香港で一時拘束された人は「日本国籍を有していないと判明」茂木外相

新聞の見出しは、読み取るものではなく見るものだから、パッと見たとき見誤らない書き方をしないのが普通の書き方だろう。

見間違いを誘うような書き方では、何か意図を含んでいると見られてしまう。

上の例示は、①が実際の記事、②は寸修正を試みたものだが、①を急いで見ると、こんなふうにも読めてしまう。

茂木外相が日本国籍を有していないと判定され、香港で一時拘束された

要らぬQ1.茂木外相が今頃何をしに香港へ?
要らぬQ2.香港の当局は、間違えたふりをしてなぜ拘束したのか?
要らぬQ3.3日の記者会見の、邦人一時拘束は誤りだったと伝えるのに、なぜ茂木外相の写真まで使ってややこしい記事にするのか?

素直に読ませない新聞見出しは、まことに罪作りである。

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