どうぎょうという言葉には三つの使いみちがあります。
ひとりで歩いても同行二人、いつもお大師さまと二人連れ、巡礼の傘に書かれているのはそういう意味と聞きました。
同業は、結束と競争が時により場合により繰り返され、力の方向が逆転することもある、生業の相互関係です。
童形は、むかし元服前の人をそう呼んだと言われます。
成人式を、二十歳のこれまでどおりが良いか十八歳ではどうかと論が交わされているようですが、式をいつ行うかよりも、童形から成人にどう変わるかが大事な問題でしょう。
N町に集まって、童形のままで、はないちもんめのような遊びごとを繰り返している人たちに、早く前髪を落としてもらわなければなりません。
税は童形のゲーム代ではないのです。