政府は"常に反対"の対象と決めてあるかのような政党と報道機関があります。
日常そういう人たちを相手にしていると、とにかく不平不満を持ち込まれない対処法が身に付き、何ごとにも支障を起こさないこと丸く収めることが優先されます。
不平症に罹った人たちは、不平の発露が生き甲斐ですから、何を望みどういう状態を目指したいのかは口にしません。
不平のタネづくりには、真実も道理も考慮されません。
いよいよ不平のタネが尽きれば、質問という責め具を使います。
不平、質問、質問、不平と、政治本来の目的とはまったく関係のない言葉と怒号のやり取りが、議場で繰り返され、そのもっとも愚劣な部分が切り取られてニュースと呼ばれる映像と記事に仕立てられ、国内外に発信されます。
こちらでバカ呼ばわりしている外国の人からは、日本人こそバカではないのかと思われているかも知れません。