・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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呆れ民主主義 :22 後継選挙

2018年11月07日 | つぶやきの壺焼

ダライラマの世継ぎを、選挙で決めさせようという動きがあるとの報があります。

関連記事を2紙から拾い上げ、一部を抜き出してみます。

□ 産経(共同通信のインタビュー)
後継者を伝統的な制度で選ぶには年単位の時間がかかるため、ダライラマを敵視する中国が、この間に独自に15世指名を強行することを警戒

□ 朝日(朝日新聞などと会見)
亡命政府を敵視する中国政府が都合の良い後継者を選び、チベット統治に利用する懸念

これが同時に行われた会見で記事の表現が異なるのか、別々の会見だったのか、想像はつきません。

強行指名の危険を避けるために選挙制にすれば安全になるかというと、そう簡単なことではなさそうです。
チベットを勝手に支配しているつもりの中国共産党が、選挙という形を使いながら意のままに後継者を決めてしまうことがないとは言えません。

わが国内でも、選挙という制度が、国会議員や地方の首長に、どれほどゴリッパな人を選び出し、奇妙なミンイが作り上げられているかをよく見れば、形だけが整った方法がどれほど危ういものかがわかります。
他国のこととはいえ、後継者問題の難しさは他人ごとではありません。

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