自分では食べない犬や猫が増えているそうです。
ペットは、死ぬまで飼い続ける責任が飼い主にあるという改正動物愛護管理法が9月1日に施行されたという記事を見て、もう一度確かめたら、1年前、2012年の9月1日でした。
それまで自治体は、飼い主が持ち込んだ犬や猫を一定期間収容し、新たな飼い主が見つからなければ命を奪って処分していました。
飼い続けるのが困難と判断される「相当の理由」がない限り、自治体は引き取りを拒否できるようにもなりました。
自分で飼えなくなった飼い主は、次の飼い主を探す努力をしなければなりません。
感受性の強い犬や猫は、飼い主の気まぐれがいつ起きるか、気が気ではありません。
自分では食べないのは、放って置かれることのないよう、忘れられないようにとの、せいいっぱいの意思表示なのかもしれません。