みかぐらうた 1~6下り目
[2004.1.16]
「天理教原典集」p733より訂正、修正
()内は私が追加
《第五節》
[一下り目]
一ッ 正月こゑのさづけは
やれめづらしい
二ニ につこりさづけもろたら
やれたのもしや
三ニ さんざいこゝろをさだめ
四ッ よのなか
五ッ りをふく
六ッ むしやうにでけまわす
七ッ なにかにつくりとるなら
八ッ やまとハほうねんや
九ッ こゝまでついてこい
十ド とりめがさだまりた
(なむてんりわうのみこと なむてんりわうのみこと)
[二下り目]
とん/\とんと正月をどりはじめハ
やれおもしろい
二ッ ふしぎなふしんかゝれバ
やれにぎはしや
三ッ みにつく
四ッ よなほり
五ッ いづれもつきくるならば
六ッ むほんのねえをきらふ
七ッ なんじふをすくひあぐれバ
八ッ やまひのねをきらふ
九ッ こゝろをさだめゐやうなら
十デ ところのをさまりや
(なむてんりわうのみこと なむてんりわうのみこと)
[三下り目]
一ッ ひのもとしよやしきの
つとめのばしよハよのもとや
二ッ ふしぎなつとめばしよハ
たれにたのみはかけねども
三ッ みなせかいがよりあうて
でけたちきたるがこれふしぎ
四ッ よう/\こゝまでついてきた
じつのたすけハこれからや
五ッ いつもわらはれそしられて
めづらしたすけをするほどに
六ッ むりなねがひはしてくれな
ひとすぢごゝろになりてこい
七ッ なんでもこれからひとすぢに
かみにもたれてゆきまする
八ッ やむほどつらいことハない
わしもこれからひのきしん
九ッ こゝまでしん/\゛したけれど
もとのかみとハしらなんだ
十ド このたびあらはれた
じつのかみにはさうゐない
(なむてんりわうのみこと なむてんりわうのみこと)
[四下り目]
一ッ ひとがなにごといはうとも
かみがみているきをしずめ
二ッ ふたりのこゝろををさめいるよ
なにかのことをもあらはれる
三ッ みなみてゐよそばなもの
かみのすることなすことを
四ッ よるひるどんちやんつとめする
そばもやかましうたてかろ
五ッ いつもたすけがせくからに
はやくやうきになりてこい
六ッ むらかたはやくにたすけたい
なれどこゝろがわからいで
七ッ なにかよろづのたすけあい
むねのうちよりしあんせよ
八ッ やまひのすつきりねはぬける
こゝろハだん/\いさみくる
九ッ こゝはこのよのごくらくや
わしもはや/\まゐりたい
十ド このたびむねのうち
すみきりましたがありがたい
(なむてんりわうのみこと なむてんりわうのみこと)
[五下り目]
一ッ ひろいせかいのうちなれバ
たすけるところがまゝあらう
二ッ ふしぎなたすけハこのところ
おびやはうそのゆるしだす
三ッ みづとかみとはおなじこと
こゝろのよごれをあらひきる
四ッ よくのないものなけれども
かみのまへにハよくはない
五ツ いつまでしん/\゛したとても
やうきづくめであるほどに
六ッ むごいこゝろをうちわすれ
やさしきこゝろになりてこい
七ッ なんでもなんぎハさゝぬぞへ
たすけいちじよのこのところ
八ッ やまとばかりやないほどに
くに/\までへもたすけゆく
九ッ こゝはこのよのもとのぢば
めづらしところがあらはれた
どうでもしん/\゛するならバ
かうをむすぼやないかいな
(なむてんりわうのみこと なむてんりわうのみこと)
[六下り目]
一ッ ひとのこゝろといふものハ
うたがひぶかいものなるぞ
二ッ ふしぎなたすけをするからに
いかなることをもみさだめる
三ッ みなせかいのむねのうち
かゞみのごとくにうつるなり
四ッ ようこそつとめについてきた
これがたすけのもとだてや
五ツ いつもかぐらやてをどりや
すゑではめづらしたすけする
六ッ むしやうやたらにねがひでる
うけとるすぢもせんすぢや
七ッ なんぼしん/\゛したとても
こゝろえちがひはならんぞへ
八ッ やつぱりしん/\゛せにやならん
こゝろえちがひはでなほしや
九ッ こゝまでしん/\゛してからハ
ひとつのかうをもみにやならぬ
十ド このたびみえました
あふぎのうかゞひこれふしぎ
(なむてんりわうのみこと なむてんりわうのみこと)
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