あつたかい ブログ 2

日々思った事、感じた事そして、親神様の御守護を書いて行きたいと思います。

清らかな所へ。。。逸話編 148

2021年07月15日 18時27分20秒 | 逸話編

148

【清らかな所へ】

 斯道会が発足して、明誠社へ入っていた人々も、次々と退社して、斯道会へ入る人が続出して来たので、明誠社では、深谷源次郎さえ引き戻せば、後の者はついて来ると考えて、人を派して説得しようとした。が、その者が、これから出掛けようとして、二階から下りようとしてぶっ倒れ、七転八倒の苦しみをはじめた。直ちに、医者を呼んで診断してもらうと、コレラという診立てであった。そこで、早速医院へ運んだが、行き着く前に出直してしもうた。それで、講中の藤田某が、おぢばへ帰って、教祖に伺うと、

 「前生のさんげもせず、泥水の中より清らかな所へ引き出した者を、又、泥水の中へ引き入れようとするから、神が切り払うた。」

と、お言葉があった。

p247

・・・・・・

斯道会(しどうかい)・明誠社(めいせいしゃ)

天理教事典には、この項目での説明はなかったが、「深谷源次郎」に書かれていたので、それを記載して理解の一助として置く。

深谷源次郎は、明治14年に入信をしているが、その2か月後に、奥六兵衛を講元として「天倫社明誠組」(明誠社)が作られる。その会計として源次郎はつとめていた。その中に不思議なお助けを頂き、心を定めて白熱的なお助け活動を始めて、信者が増えて行った。

ところが「明誠社」の講元が信仰を踏み外すようになり、何度かいさめたが、声は届かず、源次郎は「明誠社」を脱退して「斯道会」を結成して講元となった。

この逸話編は、その時の話である。

また、逸話編141 『ふしから芽が切る』は、「斯道会」結成する時の話である。

・・・・・・・

「天理教事典」を以下に張り付けておく。

以上。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本当のたすかり。。逸話編 147 | トップ | ふしから芽が切る。。。逸話... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

逸話編」カテゴリの最新記事