毎月、本部の神殿奉仕では、色々な事を学ばせて頂く。
本当におぢばはありがたい。
親神様・教祖のお導きはありがたいと思う。
今回は、おつとめの鳴物について学ばせて頂けた。
海外にいる弟から、おつとめの地方がない、鳴物だけの音源は無いだろうかと連絡が来た。
そこで、それを先生方に尋ねたところ、様々な事を教えて頂けたのである。
ある先生は、おつとめを楽譜に起こして、その地方の旋律をピアノで演奏してCDを作ったとのこと。そしてそれを使って、大教会のおつとめ練習を行ったとの事。
また、ある先生は、おつとめにはスリガネのリズムが重要。そして、小鼓と女鳴物が合う事が重要。と話して下さった。
スリガネは以前にここに書いたように、理解していた。しかし小鼓と女鳴物は考えた事が無かった。
どういう事だろうと、着座の時に思っていると、小鼓の「ポン、ポン、スッポンポン」この「スッポンポン」が、琴の「シャ五五」と重なるのだ。と思い浮かんだ。
その先生は、「ちょとはなし」の小鼓と女鳴物が合うと気持ちがいいんだ。とも言っておられた。これについては、後日調べてみたいが、こんな感じで、次々と教えて頂いた。
私が尋ねた先生方は、音楽に長けた先生であるが、そうしたそれぞれの得意分野で調べられたことはとても勉強になると思った。
さて、今月の7日の支部例会で、支部長を退いて、あとは会計の引継ぎと、一年間の事をまとめた冊子を作る事である。
このコロナ禍で、活動を制限されて、お道の話からすれば、すべては親神様の采配の中であるので、気にする必要はないとすれば良いのだが、そのように思える方は少数である。
多くはそのようには思えない。だから、政府のいう方針に沿いながらという事になる。
これも以前書いた、二重構造という事につながる。
親神様の視点と、人間の視点のギャップ。
その中でのおたすけ、これを考えると、分からないものに合わせて行くことも重要で、そうすると、こうならざるを得ないのだろうと思う。
先ほどのおつとめについてでも、おつとめを理解して、親神様・教祖のためにと真剣に学ぼうとする人と、教会で言われたからさせてもらおうと思う人との温度差によって、指導する側は異なる姿勢を示す事と同じである。
このように考えた時、求める人とそうでない人との差で、様々な事が違ってくることも分かる。
世の中の事も同じである。
この事を理解せずに、すべてを同じようにしようとすることが無理であり、それを考えて行う事が重要だと思う。
さて、
今回の鳴物の事から、学んだ事をまずは、うちの奥さんと試してみたいと思う。そして、それを子供たちと練習出来たら最高だなぁ。
と思った。
これから、所用を済ませて名古屋へ戻る。
親神様・教祖、ありがとうございました。