おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

ジパング 航跡345

2008-02-15 | ジパング
ジパングが表紙のモーニング今週号。
すごく期待していた分、ちょっと残念だったかな…。
(角松と草加以外の下の方の絵、使いまわしじゃない~!巻頭カラーだと、表紙に色を求めるのは贅沢なんだろうか?)

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アヴェンジャーの接近に無反応なみらいには何らかのトラブルが起きている、と推測するグールドは、みらいの写真を撮るため海面ギリギリを飛ぶ。
一方、大和では内火艇による乗員退避が始まり、それを確認したSH60Jは角松へ報告を行なおうとするが、レーダーには新たな輝点(アヴェンジャー)が。
角松は、それが米軍機であると判別でき次第撃墜する旨通達、SHへ指示。

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漫画の方を一通り読んだら、表紙の色なんかどうでもよくなってしまいました(^^;)
…だってぇ~!
角松の言動に違和感を覚えずにはいられなかったんだもん。

確かに今、米軍機動部隊の本隊に打電されて空母艦載機に襲撃されるようなことになれば、先週号でも言っていたように、現在のみらいの装備では全く太刀打ちできない状況なのはわかる。

でも、あの角松が、今までこんなにあっさり「全力で撃墜せよ」とか口にしたことがあっただろうか?!って、どうしても思えてしまうんですよね~。
別人が角松のお面を被って“抹殺モード”に入っているような違和感です。

その証拠に、角松の言葉を聞いた隊員が皆、戸惑って汗を一筋流してる…。
「この人、人が変わったよ…(汗)」
もしくは、
「この人、何を言い出すんだ?」
とでも言いたげな感じで。

↑半分冗談ですけどね~(^^;)
本当は、事の重大さに恐れと不安を抱く様子の象徴として、表情に汗を入れているのでしょうが、それにしてもやはり、こんな重大な事に迷う様子もなく即決する角松には驚きを隠せません。

が!

物事には理由があるもの。(しかも、それは作者の都合だ)
「あ~あ~あ~!なるほど、そっち方面に持っていきたいんだ!」って、すぐにピーンと来ましたよ。
つまり、

 アヴェンジャー撃沈→みらいによるグールド救出→グールド、みらい乗艦…

っていう、草加の時と同じような状況に転がっていくための、かいじ先生の力技ではないかと。
でなくちゃ、あっさり角松にあんなこと言わせないと思う。
同じように感じた人、結構多いんじゃないですか? ねっ!(^^;)

ただ、グールドに対する撃墜・救出・監禁、の流れになった場合、時間の経過的に、チーム角松の大和強襲作戦と被ることになりそうなのが、自分の予想(=妄想?)に核心が持てないとこかも…。
でも、グールドがみらいに乗り込んだらどんな反応をするんだろう?っていう部分は、タイムトラベルものの好きな人間にとっては楽しみの1つなので、大いに期待したいのですよ。

* 今週の重箱の隅をつつく話

その①
SH60Jが搭載する“火器”「ドアガン」が登場しましたね~。
(細かい武器をいろいろ持ってきてるんだなぁ…と変に感心してしまう場面だった)
これはM240という、米軍で広範囲にわたって使われている、7.62mmNATO弾を発射する、中量級の汎用機関銃で、特にヘリコプター用のものをこう呼ぶそうです。

実際の海上自衛隊でも米軍仕様のものを使っているんだろうか?っていう疑問が生じたけど(海自は米軍に影響される部分が大きいのは事実だし)、さすがに自衛隊は陸・海・空と同じものを使って然るべきなんじゃないか、と。

海自の公式HPには、使用銃器に関する紹介が出ていないので詳細は不明だけれど、陸自の「74式車載7.62mm機関銃」(62式7.62mm機関銃の派生型)が、不審船対策として艦艇や哨戒ヘリに搭載されることがあるとの記事を見つけました。

やっぱ、こっちじゃないの?(^^;)

その②
先週の、紙面欄外の登場人物紹介を見て、私同様「え~?何コレ…」と思った人は多いはず!
桐野1尉「海軍に協力しようとする“菊池派”のナンバー2」
…いつの話だ?って。

さすがに今週は直っていたけどね。
桐野1尉「角松不在後のみらいの指揮を任される」

良かったね。桐野。
コメント (2)
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