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記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「とめどなく囁く」

2022-11-01 09:22:26 | book

これもまとめ買いした中の1冊。

桐野夏生さんの本も久しぶりだった。

「とめどなく囁く」⇒(桐野夏生作)

主人公は、41歳の塩崎早樹。

早樹は31歳違いの克典と再婚している。

克典の妻は脳溢血で亡くなり、早樹の夫は三浦半島に釣りに行って帰って来ないまま7年が経過し、死亡認定を終えたところでの再婚となった。

克典は早樹と再婚したのをきに、会社を息子に譲り相模湾近くの大邸宅で暮らし始める。

失踪から8年後、義母親や自分の父親が元夫らしき人物を見たという。

死体が上がっていないので生死はわからない。

元夫は生きているのか? どうして失踪したのか?

早樹は元夫の釣り仲間に会い、彼の生死を調べ始める。

 

ミステリー小説。

 

 

感想:元夫の出現で心が揺れ動くのはわかるきがするわ。

   8年も失踪していて今さらとも思うし、生きていて欲しいとも思うだろうね。

   途中で何度も「失踪の理由なんて知らんでもええのに」って思いながら読んでた。

   でも、知ろうとするから小説になるんやろうなぁ~とも。

   主人公は好きになれないけど、そこそこ面白かった。

   

コメント
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