ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

「ゼブラーマン-ゼブラシティの逆襲-」

2010年05月01日 | 映画
 はいはい、初日の朝っぱらから(9:35分上映)見て参りました。「ゼブラーマン-ゼブラシティの逆襲-」


 これ、タイトル間違ってない?「ゼブラクィーン」じゃない?仲里依紗のプロモーション・フィルムでしょう~。里依紗さんはかっこよかったです。私はオジ好きなので、若い女の子は全然興味ないんですけど、この方は、「ハチワンダイバー」から注目しています。「任侠ヘルパー」は見ていなかったけど、時々見ていた「神の雫」はまぁ、らしい役とはいえよかったし、なんと言っても先日見た「時をかける少女」は里依紗さんだからこそ2000年代の映画になったわけで、今回のゼブラ・クィーンもさすがでございました。

 でもさぁ、里依紗ちゃんの片割れがショボイおやじで、吸収合併されちゃったあとは、里依紗ちゃんが跡形もなく消えちゃっていいわけ?縞はどうした。だいたい、涙が出るなんて脚本が破綻しているじゃないのよ。

 いえ、あたくし、哀川翔は好きですよ。ああいう腰が低くて軽いのに凄味があるおじさんて、昔はときどきいましたよ。ミックもそうなんですけど、お客様に腰が低くて、権威がなさそうにしている人ほど怖いのよ、ホントは。

 6年前の「ゼブラーマン」だってよかったですよ。哀川翔はかっこよかったし、京香さんも美しかったし、見終わって(意外にSFなんだ)と感心しました。


 でも今回はダメじゃん。全然笑えないし。というか、前回の気の抜け加減は割とよかったんだけど、今回は抜けているというより、はずしまくりでしょう。クドカンの脚本がダメなんじゃないですか?私、クドカン、合わないのかな?「真夜中の弥次さん喜多さん」なんか15分も見ていられませんでしたからねぇ。「木更津キャッツアイ」とか「タイガー&ドラゴン」はあざといとはいえ、まぁおもしろかったし、「ピンポン」や前回の「ゼブラーマン」もよかったんですけどねー。クドカン色が出過ぎると、私にはダメなのかも。

 同じ三池監督の「ヤッターマン」のギャグとどう違うんだ、と聞かれると、難しいけど、「ヤッターマン」は最初の「ゼブラーマン」と同じような感じで力が抜けていて、よかったですよ。「ヤッターマン」はちょっと長すぎたけど。
 
 今回は前回に比べて、お金がかかっている感じだったけど、金かければいいものができるってわけじゃないですね。

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