数年前まで毎年黒豆を作っていましたが、喜んでくれた母や兄も亡くなり、ささやかなお礼のつもりで送ったら叔父には迷惑がられ…で、おととしくらいから作らなくなっていました。去年の暮れには師匠から極上の黒豆をいただいたし。
でも、「お手本があるうちに、練習して、技術の向上を目指すべきじゃない~?」なーんて、夫にささやかれ、年明けに少しだけ作りました。
しかーし、水に漬けて戻している段階でかなり色が落ちてしまいました。
並べてみると一目瞭然。右の黒々艶々が師匠の黒豆。
しかも、アクが少ないように思われた北海道産の豆でしたが、煮てみるとそうでもなく、むしろいつもより渋みを感じるくらい。ちゃんと米のとぎ汁や灰汁に浸けなかったせいか。
やっぱり気忙しく作っちゃダメ。今年の暮れは、やっぱり丹波産の豆でゆっくり作りましょう。
ほんとに、色つやが違いますね。
丹波の黒豆は、丹波産のもの・・と思いこんでいましたが、今や全国各地で栽培されているんですね。
つまり、品種。でも、おいしいらしい。
こちら、もうじき「凍みわたり」の季節。
降る雪も牡丹雪ですよ。
黒豆は新豆の方が作りやすいのですが、新豆が出回るのは、12月半ば。お節用に豆を選ぶのはなかなか大変です。真面目に作っていたころは、御徒町まで豆を買いに行っていたのですが、つい近所で間に合わせてしまいました。でももっと丁寧に作れば、それなりにちゃんとできそう。今年の暮れにまた作ってみます。
朝日新聞を購読していますが、きのうは十日町雪まつりの全面広告がありました。