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ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

「吉村作治の新発見!エジプト」展

2010年01月31日 | 美術展・展覧会
 きのうは友人とランチ。午後1時15分の予定だったのですが、間違えて午前11時15分に待ち合わせ場所に行っちゃいました。前日もランチの待ち合わせがあって、それが11時半の約束だったので、小さな頭がいっぱいになったのでしょう(-_-;)。待ち合わせ予定の友人に電話をかけるまで気づかなくて、(トシのせいかな~)と、激しく落ち込みました。 1人でぼーっとしていると、ますます落ち込みそうだったので、待ち合 . . . 本文を読む

「萩尾望都原画」展

2009年12月20日 | 美術展・展覧会
 秘密結社のお友達と「萩尾望都原画」展へ。秘密結社のお友達はSF者なので、萩尾望都は必須科目、常識。私はただの漫画好きだけど、さすがに萩尾さんの作品はほとんど読んでいます。 いつもは漫画として読んでいるけど、実物を見るとすばらしいですね~。会場入り口付近に展示されているのは、A4版の原稿用紙が多いけど、2色刷りって、印刷で調整しているのかと思いきや、最初から作者が2色で描いているのね。ひとつのカッ . . . 本文を読む

「柳宗悦の世界」展

2009年11月20日 | 美術展・展覧会
 民芸運動の創始者、柳宗悦の生誕120年記念特別展、「柳宗悦の世界」展に行ってきました。民芸という言葉を知ったのは20数年前。その頃勤めていた料理店の近所に「たくみ」とい店があり、なんだかほっとする品物ばかり並んでいました。でも、そのほっとする品物がいいと思うようになったのも、料理の盛りつけを見ていたからだと思います。飾るためではなく、使うことによって引き出される美しさ…用の美を意識しました。   . . . 本文を読む

「皇室の名宝 1期」展

2009年10月29日 | 美術展・展覧会
 東京国立博物館で開催中の「皇室の名宝展」に行ってきました。平成天皇即位20年の記念特別展だそうです。皇室にはお宝がたくさんあるので、1期・2期にわけて展示。1期では、永徳、若冲、大観、松園などの江戸時代~明治時代の絵画を中心に展示しています。 その中でも、今回の目玉は、伊藤若冲の動植採絵30幅。3年前に三の丸尚蔵館で、5期に分けて展示していましたが、全部一度に見られる機会はめったになくて、最近で . . . 本文を読む

大地の芸術祭 2009

2009年09月08日 | 美術展・展覧会
 今年は、3年ごとに、郷里十日町で催される「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」の開催年でした。3年前に初めて見に行ってとてもよかったので、今年も行くつもりでいましたが、どうも無理みたい。芸術祭自体は、今週末(9月13日)までですが、行けそうもありません。公式ガイドブックだけ取り寄せてみました。7月発売だったので、売り切れていて、amazonの出品者から購入しました。大地の芸術祭越後妻有A . . . 本文を読む

熊田千佳慕展

2009年08月17日 | 美術展・展覧会
 「99歳のプチファーブル 熊田千佳慕展」  展覧会は12日から始まりましたが、翌日の13日に千佳慕ちゃんが亡くなりました。数えで白寿の展覧会ということで、展示点数もかなりありました。熊田千佳慕の原画展に行くのは、今回で4回目?だと思いますが、今までで一番規模が大きかったような気がします。 夏休み中の土曜日ということもあり、たいへん混雑していました。細密画なので、みんな立ち止まってゆっくり見るし、 . . . 本文を読む

「チャロー!インディア」展

2008年12月06日 | 美術展・展覧会
 六本木ヒルズにある映画館でストーンズの「SHINE A LIGHT」を見たついでに、森美術館で開催中の「チャロー!インディア」展に行ってきました。 ひとことで言うと…  私には現代美術はわからないみたい(-_-;)。  おもしろいっていえばおもしろいけど、感銘は受けませんでした。インドの作家も数人出展していた、エモーショナル・ドローイング展よりは、パワーがあったけど。 あまりおもしろくなかったの . . . 本文を読む

インドネシア更紗のすべて

2008年11月22日 | 美術展・展覧会
 大倉集古館で開催中の「インドネシア更紗のすべて」展に行ってきました。去年、町田市立博物館でやっていた展覧会ですが、見逃してしまったので、今年も東京で開催されて、シアワセ。  インドネシア更紗というのは、いわゆるバティックです。更紗というのは、「インド発祥の木綿地に模様染めした布」という定義があるようですが、バティックは木綿だけではなく、絹にも染めますし、蝋纈染めです。ななんとなく更紗って、 . . . 本文を読む

エモーショナル・ドローイング展

2008年10月03日 | 美術展・展覧会
 国立近代美術館で開催中の「エモーショナル・ドローイング」展に行ってきました。アジアから16組の作家が出展。ほとんどが若い作家です。  16組の作品なのに、見ていて、なぜか共通するイメージを受け取りました。 死、性、破壊、攻撃、消滅、弱さ… もちろん、個々の作品には、生命力、開放、平和とか、他のイメージも感じられたのですが、展示会場全体に漂う感覚は、「静」。 THEドラえもん展では、もっとも不健康 . . . 本文を読む

四大嗜好品にみる嗜みの文化史

2008年09月13日 | 美術展・展覧会
 たばこと塩の博物館開館30周年記念の「四大嗜好品にみる嗜みの文化史」展に行ってきました。 四大嗜好品とは、酒、茶、コーヒー、たばこ。嗜好品とは、栄養摂取を目的としない飲食物、栄養は期待できないけれど、体に何らかの作用を及ぼすものが多い…とかなんとか、説明書きにあったような気がします。何らかの作用というのは、たいてい、覚醒か鎮静だと思うので、薬物も嗜好品に入るのかもしれませんが、体に悪いものは嗜好 . . . 本文を読む

早大エジプト発掘40年展

2008年09月10日 | 美術展・展覧会
 「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」に行ってきました。おめあては青いミイラマスク。今回が、日本での最後の公開になるそうです。 吉村教授と言えば、世界不思議発見。エジプトでいろいろ発見してすごいらしい…ということは何となく知っていましたが、具体的にどんなものを発見したのかは知りませんでした。今回の展示で初めて知って、びっくり。 1971年からエジプトで発掘を始め、わずか3年後の1974年には、ル . . . 本文を読む

丸山東子水墨画展

2008年09月05日 | 美術展・展覧会
 東京では7年ぶりに開催された丸山東子さんの水墨画展に行ってきました。 7年前とは作風が一変していて、抽象画が中心となった展示でした。「遠い記憶Ⅳ」 この「遠い記憶Ⅳ」は、180×360cmの作品。展示室1の広いスペースに展示されていた作品は、大きなものが多く、圧倒されます。水墨がですので、和紙の上に、墨と水彩で描かれているのもばかりですが、絶妙な空間感覚と、筆の運びで、迫力がありました。白い部分 . . . 本文を読む

「西アジア遊牧民の染織」展

2008年05月07日 | 美術展・展覧会
 たばこと塩の博物館で開催していた、「西アジア遊牧民の染織」展に行ってきました。今年はじめて行った展覧会かも。  ひとくちに「遊牧民」といっても、イラン、アフガニスタン、パキスタンにかけて、バルーチ族、カシュガイ族、クルド族などなど、国もことばも、見た目も違う、いろいろな人たちがいます。 展示物は、大きく分けて、「塩袋」「テント袋」「鞍袋」「小物袋」などの袋物、「食卓布」「キリム」「絨毯」などの、 . . . 本文を読む

「インド・大地の布」展

2007年11月07日 | 美術展・展覧会
 日本民藝館で開催中の「インド・大地の布」展を見てきました。民芸染織研究家の、岩立広子さんが収集した、インドの布コレクションです。  インドといっても、広いのですが、岩立さんは30年以上かけ、インドの各地から収集されたので、北はカシミールの織物、刺繍、西はラジャスターンやグジャラートの絞り染め、絣、ミラーワーク、南は西とは違う絣や、子安貝をたくさんつけたパッチワーク、東は、カンタとよばれる刺し子 . . . 本文を読む

インドの染織展

2007年10月26日 | 美術展・展覧会
 横浜のシルク博物館で開催中の「インドの染織展-旧山辺知行コレクション-」に行ってきました。    故山辺知行氏は、世界的な染織研究家。その筋に詳しくない私でも、「山辺コレクション」が、逸品揃いだということは、聞いていました。横浜はちょっと遠いけど、行ってよかったです~。眼福とはこのことか。  山辺コレクションは、世界各地の布を所有しているそうですが、中でもインドには、30年く . . . 本文を読む