タイでの生活(インテリア仏像からタイトル変更)              

タイ大好き人間大集合!めでタイ行きタイ住みタイ
panorama24@hotmail.com

衰退する日本ブランド

2023年05月11日 13時17分25秒 | タイ旅行
Made in Japanはもはや海外では通用しない時代となりました。
タイでも同様で、かつてはほとんどの分野で日本製が軒を並べていましたが、今は見る影もありません。
確かに日本製は性能はいいですが、デザイン性で他社に劣り、価格でも競争にならないほど高い!
今タイでは電化製品なら韓国と中国製が競い合っています。
日本製は陳列しても買い手がほとんどいないため、どんどん姿を消しているのが現状です。

自国製旅客機も途中で挫折し、列車事業もすでに中国には勝てない日本、その流れは車産業にも押し寄せています。
トヨタが円安の影響で過去最高収益、利益率を出しましたが、すでにその地位の崩壊は始まっています。
昇り詰めるには長い時間がかかりますが、下り落ちるは烈火のごとくです。
かつてタイのタクシーはトヨタしかありませんでした。
ところが今では中国製がものすごい勢いで追い上げてきています。
多分数年たたないうちに、タイではトヨタは中国から追い抜かれるでしょう。
「MG」という英国?ブランドの車が最近目につくようになってきましたが、実はこれは中国の会社「中国上海汽車」のブランドのひとつなのです。
MGはじわじわと存在感を高めてきており、まだたたき売りはしていないようなので、今後もじわじわと日系ブランドを追い込んでいくのは間違いないと思います。
特に同社はタイで、電気自動車の分野ではものすごい勢いで売り上げを伸ばしています。(デザイン、価格とも日本車に比べはるかに良いです)

「驕る日本は久しからず」
「富国強兵」

いま日本は他国支援などやってる場合ではないのです。
それがウクライナだろうが台湾だろうが同じです。
ケツに火が付いた状態でまだのんびりしている超平和ボケの日本、本当に情けなくなります。
今の日本に必要なのは、かつての日本が国民に呼びかけた「富国強兵」なのです。
日本人はもっと現実を直視すべきです。海外にいるとそれがよくわかります。
あ~だこ~だと理屈ばかりこねてないで、議論ではなく、行動しなければならない時期なのです。
経済も、軍事も今やらなければ絶対あとで後悔することになります。
中国の属国になってもいいと思うなら話は別ですが、すでに切羽詰まった状態なのです。

タイのラジオでは毎日日本の名前が出ない日はありません。
それは重要な国だからではなく、台湾、中国、北朝鮮問題で、何もしない日本を皮肉っているようにしか取れません。
タイの若者の間では日本は腰抜け?というイメージが生まれつつあります。

夜のタイで、かつては「社長~社長~」と日本人に呼びかける呼子がたくさんいましたが、
今は中国語の呼びかけしか耳にしなくなりました。
日本人観光客が円安で少ないのもありますが、タイ人は日本の国力低下に敏感なのです。
高尚な理屈より、こんなとこで経済というものがよくわかるのです。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国外逃亡中の前首相タクシン | トップ | タイの天気 »
最新の画像もっと見る

タイ旅行」カテゴリの最新記事