火曜日に機織りの一日体験に行ってきました。
何年も前から機織りがやってみたくて、
とうとうそれが実現するのだと思うと、前の晩は嬉しくて。
久しぶりに、ワクワクで眠れないという気分を味わいました。
ここのところ春の嵐が続いていますが、
火曜日は踊り出したくなるような
良い天気でした。
ついこの間、コウさんと見た満開の桜は、
地面にほんの少しのあとを残し、
新緑に変わろうとしています。
はやる気持ちを抑え、
自転車のペダルを踏む足を止めて、
1枚写真を撮りました。
さぁ、あと少し。
この先の橋を渡って学校の横を過ぎれば、
一日体験の始まりです。
機織り機に憧れて憧れて…
でも、考えてみると一度も触ったことが無かった。
初めての機織り機は、
鶴の恩返しのような一部屋分にもなる大きなものではなくて、
幅1メートルくらいのコンパクトなもの。
それでもちゃんと本格的なものが織れるのだから嬉しいじゃないですか。
最初はおっかなびっくり。
まず何をするのかもわかりません。
触るもの全てが初めてで、
気が付くと力が入って両肩が上がっています。
リボン状の糸と、ループのある生成りの糸を選んで、
とにかく、
横糸を通したら、一度足踏み、前からトントン。それの繰り返し。
そのうち慣れてくると、時々織る手を止め、
織り上がってくる布を少し離れてみることが出来るようになりました。
離れるとまた違うものなんだなぁ。
そんな風に自分の織った布を眺めていると、自然と口元が緩んで、
多分、傍から見ると“にまぁ~”っと笑っていたと思います。
教室は2時間半の予定でしたが、
あっという間に3時間近くが経っていました。
春物の糸で50㎝くらい織って、
小さいタペストリーが出来ました。
所々からループが出ていたり、糸もくにゃくにゃ蛇行運転。
とてもお見せできるようなものではないのですが…(見せてますけど);
でも、先生は、
糸が弛んだり歪んだり、それも面白いじゃない。
途中に別の糸を入れて遊ぶもよし。
ずっと同じじゃつまらない。
売っているようなものを作っても仕方ない。
1枚の布の中に、何通りもの世界がある…そんな自由なもの作りをしましょう!
というようなお考えでした。
ところがね、
家に帰ってその日一日先生のおっしゃっていたことを冷静に思い起こしてしてみると、
私がやりたいのはそういう機織りじゃないってことに気が付いたんです。
初めての、それもたかが一度の体験教室で、
何を偉そうに…と思われるかもしれませんが、
一度でそこまで気が付いてしまったら、
それを無視して続けることは出来ないな…そう感じて、
今回の教室に入会するのはやめることにしました。
でも、機織りの楽しさにはすっかり魅了されてしまいました。
大丈夫、諦めません。
今回は残念だったけれど、
自分が目指すものは、はっきりわかりましたし。
必ず始めますとも!
自分のやりたいことを冷静に見つめて、そして、やっぱりやめようって決められるあきさん、大人だなぁ。私はすぐ、わーい!!ってついて行って、だいぶ進んでから気づく方なの。遅いですよね。
ウチの近くにも、機織り教室ありますよ。
やっぱり川の近くなのです。
こっちは多摩川。
さをり織りっていう、自由な感じの織物です。
そちらの先生とおっしゃることが似ている先生です。
やっぱりさをり織りなのかしら。私も体験教室だけでしたけどね。
あきさんのセンスの良いハンドメイドの数々と
丁寧な暮らしぶりに憧れていました。
メールを送る勇気がなかったので
コメントを開いてくださって嬉しいです。
機織教室、今回は残念でしたね。
でもあきさんならそのうち「これ織りました」って
素敵な作品を発表されるんでしょうね。
これからも楽しみにしています。
色んな種類がありますし、ゆっくりじっくり、「ぴん」と来るものに出会いたいですよね(^-^)
私は都内にあるスウェーデン織のアトリエに興味を持っていて、いつか…って思っていたのですが、妊娠、その上、秋には北海道への引越しが決まりました。
その素敵なアトリエには多分行くことは出来ないけれど、また、どこかで「ぴん」と来るものに出会えるはず~と思っています。
そうです。さをり織りです!
今回は、私の習いたい布と教わった先生の布とは全く違ったから~~;
なんぼなんでも気付いたっちゅう訳です。
普段は冷静さの欠片も無く、
我ながらピノキオみたいなヤツや…と思いますもん。
「わーいわーい!」で、
ロバになっても、しばらくしないと気付きません;
少しは学習してるのか…
三つ子の魂百まで…なのでしょうか。
今のところ、自分でもわかりません。
あははは~;
こんばんは☆
kumitaさんからのコメントを拝見して、
私も勇気を出して再開させていただいて、
本当に良かったなぁ~ってしみじみ感じました。
これからも、気軽に話しかけてくださいね。
なーんと、機織り教室の新しい先生を見つけましたョ。
近々また体験に行こうと思っています。
ホントに、
「これ織りました」って早く言えればいいなぁ~♪
これからもどうぞよろしくお願いします^^
こちらのブログにお邪魔させていただいて
一年くらい経ちますでしょうか。
あきさんの丁寧な手仕事や、美味しそうなお料理を見て、素敵な方なのだろうな~と思いながら拝見しておりました。
最近、コメントを入れられるようになったみたいですが、私は、見て居るだけで充分でしたが、
少し前に旦那様とお散歩中でしたか、機織りの教室を発見されたのでしたよね。
とうとう初体験をされて
でもご自分の目指すものでは、無かったと・・・
実は、私もいつか・・・
綿花、もしくは、蚕を養蚕して、
糸を紡ぎ、布を織るのが夢でして・・・
和裁教室へ通っているのですが、
いつか自分が織った布で
着物を縫うのが夢です。
自分の家に機織り機があって・・・
趣味で帯を織ったり~
そんな生活を夢みています。
突然おじゃまして、
自分の夢を語ってしまって・・・
すみません。
あきさんの目指す機織りとは
どんな機織りだったのかな~と
一読者が思っただけなのですが・・・
長くなりまして、
おじゃいたしました。
失礼します。
私も、今回の経験でそれを実感しました。
また、特に習い事などは、時期も大切。
きっとfikaさんは今、我が子を産み育てる時期に入っているのですね。
私もそういう時期があったなぁ~。懐かしいぃ。
北海道での子育て。
それはそれは、のびのび育ってくれますよ。きっと。
楽しみですね^^
人それぞれの、人生の時期を大切にしたいですね。
私も「ぴん!」と来るまで諦めずに頑張ります♪
ちょっと、うれしい。。(^^)
ずっとずっと、お邪魔してました。ほぼ、ロムばっかな私ですけど、、よろしければまたお付き合いくださいませ。。♪
機織の記事を読んでいて、梨木香歩さんの作品をおもいだしちゃった。からくりからくさ。また、読もうかな。
慌しい毎日に、こうしてちゃんと自分ののやりたいことをはっきりと持てるあきさんを、いつも素敵だなあって思ってます。がんばろ。私も!
はじめまして。
綿花や養蚕から始めて、
糸を紡ぎ、機を織り、着物を縫い、
出来上がった着物を身に着けるまでの過程を想像するだけで楽しい気分になりました。
それを全て自分の手で…
とてもステキな夢をお持ちなのですね。
私は…
母が機織りをやってみたいと言っていたのに叶えられなかったことがずっと忘れられず、
私が代わりにその夢を叶えてあげたいと思ったことが一番かな。
まだまだ未知の世界なので、
目指すなんてことは言えないのですが、
必ず、自分で紡いだ糸で布を織りたいとは思っています。
あぁ!それが叶えばきっと幸せでしょうね。
たかこさん、お互い夢に向かってがんばりましょう。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします♪
ほんっとお久しぶりです。
私も、またこうしてお話出来るのが嬉しいです♪
ずっと来て下さってたのね…ありがとう!
そうそう。梨木さんの本、語ったねぇ…
懐かしいですね。
また、面白い本があったら教えてください^^
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。