A’s h.m.

暮らしの中のhandmade&homemade

ヂャンティ織り

2015-08-18 | 機織り



先日、
織り用の糸を片付けていました。
そこでけっこう出てきたのが初期の手紡ぎ糸。
紡ぎ車を使う前に、糸紡ぎの練習として
スピンドルをくるくる回して紡いだ糸もあります。
スピンドル…あぁ懐かしい…
もう全然使ってないなぁ。

せっかく羊さんからいただいた羊毛で作ったのだから
ひとつも無駄にしたくないけれど…
そこで前から気になっていたヂャンティ織りの道具を買いました。
これなら撚った糸が細かったり太かったりしても
加減しながら織れるかな~と思って。

昭和レトロな外箱と中身。
それもそのはず、
“1940年(昭和15年)に開発された手織り機で、
語源はフランス語のgentil(かわいい、可憐という意味)です”
と針の包み袋に書かれてありました。
この道具自体は、since 1951となっています。

やっぱり下手っぴ~な糸は
何を使っても織りやすいとは言えないけれど、
何とか小さなモチーフになりました。
それに、
これなら小さい布がすぐに織れるし縮絨もできるから、
作品にする前の、
糸の試し織りに便利ではないでしょうか?
7cm×7cmの小さいモチーフがすぐに織れて、
洗って乾かして手触りを確かめられました。
自分では「ナイスなアイデア!」なんて思っているけど
周知の事実なのかしら…。



右上:手紡ぎ糸を編み終わったところ。
右下:織り機から外した直後。
左 :縮絨してアイロンがけをしました。

色が全然違うけど同じものです。
午前中に写真を撮って干している間にお出掛け。
午後に帰ってきて
アイロンがけの後に撮ったら
光りの加減でこんなグレーに;
元々が茶とグレーの中間色ですが、
午前中の色が実物に近いです。

ちっちゃいホームスパン(笑)の出来上がり。
何枚かつなげて鍋敷きやコースターも出来そうです。

そうそう、向こう側に写っているのは
大きめの型で織ったもの(大・小・丸型の3種の型有り)です。
大きいのだとザクザクしすぎて網みたいになったので、
2本取りで綾織もどきも織ってみたけど
ちっとも可愛くなかったデス;
なので遠巻きに見てください(笑)
次はちゃんとした糸で織ってみます;
いや、もしかしたら
手紡ぎ糸は平織りが良いってことかしら⁉

初期に紡いだネップだらけの糸は、
良く言えば布に味が出て、
思ったよりは使えそう?と思ったり。
まだまだ研究の余地ありですね。

海外のものなら
木製で見た目も可愛いのがあるみたいだけれど、
まずはお安いこちらで試してみました。
原理は簡単なものなので、
木製の手作りもできそうです。

釘を打つのが面倒でなければ…ゞ(^ー^;


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
迷い続けて何年? (kinomi)
2015-08-25 12:02:50
私も時々編み物される方がこのヂャンティ織りを
紹介されているのを見て
買おうか買わまいか迷い続けています。(苦笑)
あきさんの風合いのあるパッチを見て
また心かき乱されました。(^-^)
私も紡いだ中途半端な糸がもりもりあるんですよね。
ぜひ続きも見せてくださいね!
返信する
kinomiさんへ (あき)
2015-08-25 16:53:26
kinomiさん、こんにちは。

やっぱり!
kinomiさんもご存知でしたか^^
手芸好きが見たら
「どれどれちょっとやらせて」って、
どうしても言いたくなるような手芸ですよね。

本当に見たまま、
タテ糸とヨコ糸をクロスさせていくだけ、
15分もあれば1枚編めるのが意外と面白くて、
始めると次々と止まらなくなりました;

とは言え、何か形にしないことにはまだ、
使えない紡ぎ糸のままと同じなので
何になるかしら…と、
編んだパッチを並べたり、
何枚かを繋いでみたりしています。
そうそう!
初期の紡ぎ糸でも、
案外切れてしまわないことも発見でした。

はい!
出来上がったらお知らせいたしますので
見てみてくださいね~^^
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。