2006/11/25 12:00～ 酒田の有名店「満月」にてワンタンメンを食す。

山形旅行まだ続き。
クラゲ定食の後はいよいよ旅行最大の目的地、ワンタンメンで有名な酒田市のラーメン屋、満月へ行ってきました。

お店の前。由緒正しい田舎のラーメン屋です。


情報その１、メニュー。値段は不明ですが、ビールやジュースも置いてありました。


情報その２、駐車場。店の周りに分散して停めるようになってます。

お店は普通に懐かしい感じのラーメン屋です。都心のラーメン屋の木造毛筆調の内装に慣れていると、こういうのが妙に新鮮です。（笑）　中はカウンターとお座敷で、結構な人数入れるようですが、お昼なので殆どいっぱいの状態でした。客層は名一見さん半分、馴染み半分って感じみたいです。

注文は当然ワンタンメン。５分程で出てきました。こういう田舎のラーメン屋にしては早いですね。

ワンタンメン全景。小皿が付いてきますが、結局使わずに終了。


ワンタンをつまんでみました。この薄さ！これが煮崩れないんだから凄い。

魚介系のスープと聞いていたんですが、ラーメン自体は中華そば系の、やはり昔懐かしい醤油ラーメンでした。はっきり言っちゃうと、普通のラーメンです。３食１９８円でスーパーで売っている、あの系統の味がします。
（あれと同じ味がするって意味じゃないぞ。あくまで系統が近いってだけ。）

でもワンタンは別格です。これは凄い。
つるんとなめらか、皮が薄いので食感も軽く、茶碗蒸しでも食っているような気分です。こんなワンタン初めてだ。ラーメンとしては並みのスープですが、ワンタンを味わうなら、このくらいの控えめなスープでないと逆に邪魔でしょう。まさしく、ワンタンを食べさせるためのワンタンメンでした。

一緒に行った仲間と意見交換した結果、
この店は、麺無しのワンタン（そういうメニューもある）とビールを頼んでワンタンをつまみにやるのが一番幸せになれそう、という結論に達しました。（笑）


あ、余り話題にはなりませんが、ワンタンメンのチャーシューも旨かったです。
全く今の流行と反対の、脂身が少なく、噛み応えがあるタイプですが、しっかりと肉の味と香りがするチャーシューでした。流行のとろとろ煮豚系チャーシューも良いですが、やはりこのラーメンにはこのチャーシューでないと合わないでしょうね。