せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
なおAdsenseはgooが勝手に出してるだけ。

2009.10.31 銀座・吉宗の夫婦蒸し

2009-10-31 23:18:27 | 食い物
あー長崎行きてぇ。
昔の写真整理しながらそんなことばっかり考えてます。





2003/10/31の夕暮れと夜景。なんとまぁ絵になる街だろうか。


5DMarkIIぶら下げて撮りに行きたい。
いやあれは重いから坂は辛いな。いっそ新しく軽いの買うか。(ちょ

なんてそんなこと夢想しつつ結局は旅行に行く金も暇も新しいサブカメラも全く無い訳でして。
仕方なく今回も代償行為です。


長崎に吉宗(よっそう)という有名な老舗料理屋がありまして。
長崎の本店は一度も行ったこと無いんですが、その支店というか系列店っぽいお店が銀座にあるというので、この機会にちょいと行って見ました。



銀座といっても立地はホコ天の端辺りで新橋に近いかも。
長崎って看板無かったら絶対気付かなかった。




さらに地下。知らなきゃ絶対来ない。


銀座でこの立地は敷居が高いです。複数の意味で。(笑)
ちょっと緊張しつつ降りていったんですが、中は地方の国道沿いのそば屋みたいなごくごく庶民的な店舗でした。ちょっと安心。(笑)

注文は当然、名物の「夫婦蒸し」、1530円也。
ちょっと高い気もするけど、まぁ記念記念。



どんどん、とアツアツのどんぶり2つ。全く同じサイズか!


中身。左が蒸し寿司、右が茶碗蒸し。セットで夫婦蒸し、と。
漬物は大根(?)の浅漬け。ちょっと甘めでざくろの実が3個トッピング。



いやビックリしました。注文して5分もかからずにアツアツが出てきたので。
きっと注文前からせいろにつっこんであるんでしょう。蒸し物だから許されるフライング。コンビニの肉まんみたいなものか。(笑)

茶碗蒸しの方は、まぁ普通においしい茶碗蒸しです。
硬さはかなりゆるめで、もはやプッチンプリン並みです。その代わり、出汁がたっぷりで凄く味がいいんですよ。個人的には硬い茶碗蒸しより出汁が多くてゆるい茶碗蒸しの方が好きなので、なんか好みど真ん中でした。しかも巨大な具が次から次へゴロゴロ出てくるのも素晴らしい。あぁこれは名物になるよなぁという気がしました。

蒸し寿司の方は、味としては釜飯というか混ぜご飯というか。
要は煮物を混ぜたご飯にトッピングして再度蒸しているので、釜飯っぽいんだけど何か違うという独特の味がします。
あと、トッピングは全部甘めです。流石は長崎、砂糖の消費量がハンパじゃない土地柄が伺えます。ってこれでも薄くしたとか聞いたような聞かなかったような。


しかし困ったことに、今度は長崎の本店に行ってみたくて仕方がありません。(笑)
代償行為どころか、かえって心に火を付けちゃったような困った感じになってます。

静まれ俺。
長崎行く程の暇も金も無いんだから。