GREEN TOKYOの足元

８月になり、すっかり肩に要らんものがついてしまったお台場ガンダム。
そういえばこのガンダム、都市緑化推進のシンボルなんでしたっけ。

そんなガンダムを見上げながら、風に舞う砂塵に四苦八苦しつつ写真を撮ってきた訳ですが、ふと気がつくと足元にこんな枯れ草が。



無残に枯れた芝生の跡……。


今は一面土むき出しの広場ですが、以前は芝生が生えていたっぽいです。
何時頃まで生えていたのかなぁとか思ったんですが、別の場所を見て気がついた。



周囲は土でも、人が歩かないところは、今でも草が残ってる。


ここは有料撮影スタジオの脇。
人が歩かないから草が残っている訳ですけど、つまりこのスタジオのやぐら組んだときにはまだ草が生えてたんだよな？　それ最近って事なんですけど。


もしやと思って確認したら、確かにガンダム建設中までは、この広場は一面緑で覆われていたみたいです。

　■GUNDAM 30th ANNIVERSARY | EVENT Real G　(www.gundam30th.net)

↑のページの下の方に建設経過の写真が載ってますけど、やっぱり草で覆われてたみたいです。少なくとも土ぼこりが舞い上がるような公園ではなかったはず。


GREEN TOKYO、都市緑化のシンボルとしてお台場に立ったガンダムですけど、なんか結果として緑化と正反対な感じになっているんですが。

TOKYO 2016は緑のオリンピックだとか言ってるらしいですが、世界中から人を集めてお祭りやって、本当に大丈夫なんでしょうかね？
このガンダムが、何かを示しているような気もするんですけど。