いっそ「分かりにくい」って一言送ってやろうか。

生涯年収でも社会的影響力でも、理系が文系に勝てない理由がよく分かった気がする。

　■呼びかけ：「「宇宙開発に関する長期的な計画」に関する意見募集」
　　に意見を送って下さい　（松浦晋也のL/D）

最近パブコメ流行ですよね。って頻度は変わっていないんでしょうけど、ネットのおかげで募集を知る機会が増えて来ましたね。
よっしゃこれは１つ日頃の鬱憤（？）をぶつけるチャンスだ！と勇んだのは良いんですが、


　　お役所の文章が長すぎて、なんだかよく分からん。orz


「宇宙開発に関する長期的な計画」って話に対する意見なんで読んで理解しなきゃいけないんですけど、とにかく１つ１つの項の文章が長くて、pdfで読んでいるとどうにも要点を抑えにくくて困ります。
ざっと見だと、何でもかんでも全部やっちゃうよ的に書いてあるように思えるんですよ。なんだ全部実現してくれるなら特に文句も無いなぁと逆に幸せな気持ちになっちゃいそうなんですが、松浦さんの話だと、そこに落とし穴があるらしいんですよ。

＞　語尾が「実施する」「取り組む」「習得する」と具体的なアクションを示す動詞である
＞　なら、その項目は優先度が高い。一方、語尾が「推進する」「努める」というような
＞　抽象的動作を示す動詞、あるいは「必要である」というような現状認識を示したに過ぎ
＞　ない場合は、その項目の優先度は低いと書かれているに等しい。

……はぁ？

なんか、自分の知ってる日本語とは随分違うなぁという気がしてなりません。「必要」って言葉がこんなに価値の低いモノとは、生まれて三十ウン年全く知りませんでした。

こういう文章で、理系は口のうまい文系役人にコロっと騙されちゃうんですね。
何となく分かりましたけど……なんか寂しいなぁ。はぁ。


＃で、結局パブコメ書けるほどまだ読み込めて無い訳ですけど。