■SOLAR-B/M-V-7 カウントダウンページ
■「M-V-7打ち上げ」ライブ中継
最後の純粋国産ロケット、M-V7号機打ち上げまで、あと数時間。
今日は早寝して、明日早朝の打ち上げはライヴ中継で見ておきたい。
思えばペンシルロケット以来、本当に政治にばかり左右されてきたロケットだった。最初は敗戦国の悲哀、次は文部省&東大と科学技術庁&宇宙開発事業団の縄張り争い、最後はJAXA内の政治力学。
常に相手に大きく譲歩し、一歩引いた身でここまで大きくなってきたロケットだったのに、その系譜がここで切れてしまうのは、やはり悔しい。非常に悔しい。
■宇宙作家クラブ ニュース掲示板
お馴染み宇宙作家クラブ。関係者との絆がある分、ここの取材力は新聞社を遥かに凌駕していると思う。
記事No.1070~1074はISAS関係者との談話及び質疑応答だが、その言葉の端々から、関係者の大きすぎる悔しさ、無念さと、ここで殺されてたまるかという執念が伝わってくる。
いつか絶対、Mロケット最後の日は、本にしてもらいたい。
そう感じられる、良記事だと思った。
ただ個人的に言わせて貰うと、新規の固体ロケット開発が出来る事自体は、良い事だと思う。やはりISASはコストダウンなんかより、研究、開発を行う団体であるべきだ。
どうも記事の行間を読んでいくと、ただJAXAの思い通りにはならないぞ、と腹の底に何か隠しているように感じてしまうのは何故だろうか。(笑) 最初は2段構成だが、実は3段式に拡張できるようにしてやろうとか、1段目は新規設計してやろうとか、色々と野望を隠していそうな気がする。
予算もスケジュールも厳しいだろうけど、今後も是非頑張って欲しい。
未だ情けないGXの尻に、火をつけてやれ。(笑)