
いやあ~面白かった!!
上映中にもかかわらずJCOMのビデオレンタルで観ることが出来ました。
山口馬木也の朴訥とした会津藩士高坂新左衛門役が最高。
幕府滅亡。140年後の世界に来てしまったことを知る。
会津藩の最後に新左衛門が涙する姿にもらい泣き。
長州と会津の侍が時を隔てて対峙。真剣勝負。
時が止まったような息をのむシーン。侍としての新左衛門の決着。
随所に出て来るみごとな殺陣。
時代劇切られ役の鍛え上げた美しい動きにほれぼれ。
新左衛門の着物は、切られ役に徹した亡き福本清三さんの物。
時代劇ファンならひと目でわかるそうです。
エンドクレジットに何度も出て来る安田淳一監督他の名前が。
一人何役もこなした形跡ですね。
脚本に惚れ手弁当で参加された、京都太秦時代劇のスペシャリストの皆さん。
監督の情熱とみなさんの気迫が伝わって来ました。
何度も笑い涙した。
夕べは早く寝てしまった夫と、今夜もう一度じっくり見ます。