

「私の名前はキム・サムスン」大好きな韓国ドラマです。
ただ今、CSで放送中。懲りずにまたまたまた見ています。
2005年作。もう15年も前の作品なんですね。
丁度韓国ドラマにハマっていた頃です。懐かしい・・・。
「愛の不時着」でブレイク中のヒョンビンもまだ22歳~初々しいですね。
当時視聴率50.5%の大ヒットドラマです。 物語は省略。
お隣の国、韓国への興味の扉が開いたころ頃でした。
韓国へも何度かフリー旅行。ドラマのロケ地巡りもしました。
サムスンの家を見に行ったら、あろうことかお隣の家のおじさまが声をかけてくれました。
うちの2階からよく見えるよ。よかったらどうぞ~
お言葉に甘えて豪邸にお邪魔。お茶までご馳走になりました。
サムスンの庭のあのブランコがよく見えました。
丁度お土産用に持っていた神戸のお菓子ゴーフルをお礼に。 プチ外交。
こんなことを思い出しました。
その後、政治的に色々あり過ぎて嫌韓に。今でもそう。
でもドラマや映画は別。作品として楽しんでいます。
訪ねた韓国の人たちはみなさん温かかった。政治となるとどうしてこうもこじれるのだろう。
戦後75年も経ったというのに。政治面では後進国。
不動の名作、ユン・ソクホ監督の四季シリーズも9月から順次放送されます。
「春のワルツ」「夏の香り」「秋の童話」「冬のソナタ」・・・懐かしい。
昔のドラマに秀作が多いですね。時が経っても色あせない。
韓国ドラマと映画で一日語れます(笑)。
韓国ドラマの「王になった男」が終わった。
久しぶりの時代劇を堪能。見ごたえのあるドラマだった。
多くのドラマに登場する暴君15代光海がモデルのようだ。
イ・ビョンホン主演の映画も見たけれど、ドラマに軍配。
旅芸人道化のハソンが王に瓜二つ。偶然知った王の側近都承旨。
薬の常習で精神を病んだ王の身代わりとして道化を連れてくる。
王と道化の二役はヨ・ジング。彼は子役から活躍。役者として立派に成長しました。
二役を見事にこなしたジングの演技が見もの。
物語は、お決まりのドロドロの宮廷の勢力争い。
道化の仮の王ハソンと王妃との恋も切ない。
二人のシーンになると流れるシューベルトのセレナーデは、
ユン・ソクホ監督の「夏の香り」を思い出す。
道化のハソンが朝鮮の民と国の為に成長していく姿を見守る都承旨。
次第にハソンの人間味に惹かれていく側近たち。
なんといっても脚本が面白い。
制作費たっぷり使った映画並みのセットにロケ。
王妃の衣裳も豪華で韓服の美しさを楽しませてくれた。ほんとうに綺麗。
王と都承旨の最後の海のシーンも胸を打つ。
ここまで時間と制作費をかけたドラマは日本ではNHKの大河しかない・・・。
韓国ではKーPOPに映画ドラマは国策として海外へ進出。意気込みが違う。
物語にぐいぐい引き込まれて、あっという間の16話だった。
このドラマで一押しは、都承旨役の キム・サンギョン。
この人を認識したのはドラマ「家族なのにどうして」。ここでは思い切り三枚目だった。
それがいきなり渋くて人間味のある都承旨。このカメレオンぶり。
同じ俳優とはしばらくわからなかった。素晴らしい演技力に恐れ入りました。
まだある。アカデミー賞受賞のポン・ジュノ監督の最高作と言われる「殺人の追憶」の若き刑事がこの人だった。
しばらくキム・サンギョンの追っかけします(笑)。
俳優陣の層の厚さも楽しみだ。
韓国ドラマの面白さは続く。