2日連続で、TOEFL、TOEICとテストを受けた。
しかも、前者はニュージャージー州、後者はペンシルバニア州にて。
もちろん、両者ともにNYで受けられる試験だが、NYは受験人口
が多いせいか早めに定員が埋まってしまうことが多く、申込みに出
遅れると遠くで受けるしかなくなる。
そこでしか受けられないというのであれば、仕方がない。
しかし、これが想像以上に大変だった。。
まず1日目のTOEFL。
ニュージャージーのRIDGEFIELDという所で、マンハッタンからは、
Hudson Riverを挟んで対岸から少し入ったところ。
直線距離にしたら、うちからは結構近いが、車のない場合は面倒。
地下鉄とバスを乗り継ぐまではいいのだけれど、バスがなんと
1時間に1本。
そして、見事に乗り遅れてしまった
余裕を持って出たのに、何故かバスに乗るはずのPort Authorityを
通り過ぎ、Penn Stationで地下鉄を降りた私。
Port AuthorityとPenn Stationを完全に勘違いしていたのだ。
何でこんなときに??
Penn Stationの中を歩いて反対側に出るまで間違いに気付かず、
OUT
慌てて最後の手段タクシーに乗ると、英語のままならない運転手。
なんとパキスタン人。。
私の持っていた地図を頼りに(カーナビなんて物は付いていない)
何とか道を調べ、間違ってもらう時間的余裕はまったくないので、
運転手をおだてながら、何とか到着
↓帰りのバスの車窓から望む、遠くにかすむマンハッタン。
安心したのも束の間、朝から何も食べてないことに気付く。
テストは約4時間半。
もたない。。
でも、完全な住宅地であるため店らしきものは何もなく、受験会場
も簡素極まりなく自販機もない。
唯一あったのが、チョコ販売機。
ガチャポン(日本のおもちゃが出てくる機械)と同じ原理で、クォー
ター(¢25)と入れるとM&M'sが出てくる。
しかも、袋入りでなく、そのまま20粒くらい。
仕方ないので、2クォーター、40粒程度のチョコで飢えをしのいだ。
ちなみに水分は無し
翌日のTOEICは、Amtrakに乗って(今度こそPenn Station発)、
フィラデルフィアへ。
こちらも、フィラデルフィアの大きな駅から乗り継ぐローカル線は
30分に1本。
車窓からは、ニュージャージー以上に何も無い住宅地&山林が見え、
もちろんタクシーなどは見当たらず、電車の本数の少なさも手伝っ
て、復路のことを考えると一抹の不安がよぎった。
前日の経験を活かし、十分な余裕を持って電車を選んだので、何と
か目的地には無事到着。
これで安心してテスト。
と思いきや、テストが始まらない。
何と、25人も受けるテストを一人のおじさんで運営しているでは
ないか。
(テストの機密性とか、公平性とか、たくさんたくさん疑問の残る
テストの方法だった。)
開始予定時刻から遅れること1時間15分、ようやくテスト開始。
あり得ん。
テストが始まったが、もうこの時点で、帰りのNY行きの電車に乗る
ためのローカル線に間に合わないことが決定。
気が滅入りながらの試験開始だった。
↓帰り道、試験会場から1Km離れた最寄駅(ローカル線)にて。
NYに戻る為、何もない寒風吹きさらす駅で30分待機。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/51/a67362479c5a3e395d0dfa2628c9007d.jpg)
結構、いや、かなり泣きそうだった
何とか次の電車に乗ってNYに戻ることができたけれど、もうくた
くたになってしまった。
要は、アメリカは車で移動しなくちゃいけませんということ。
そして、アメリカの郊外は半端なく何も無いということだ。
これまたいろいろ学んだ2日間だった。
(ぶつけ所のない怒りや無念が残る2日間だったので、
長々と書いてしまった。。)