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『最後の晩餐』inミラノ

2010-01-07 00:49:22 | 旅行
ヴェネツィアで2日過ごした後は、旅の最終目的地ミラノへ。

旅の前半、12月20日前後はヨーロッパを寒波が襲い、交通機関が打撃を受けて
いる様子が連日報道されていたのでどうなることかと思ったけれど、ミラノに
行く頃には寒波もおさまり、ユーロスターも通常通り運行。
(といっても、なぜか遅れて到着。その説明は無し。)

確かに、今回の最北地ミラノは寒かった。
でも、NYの冬を思い出したら何てことない。
0度前後なんて、問題無し。


ミラノでの一番の目玉は、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を観ること。
この世界で最も有名な絵画の一つであろう「最後の晩餐」は、教会の内部に描かれた壁画のため、
美術館ではなくその教会へ行かなければならず、しかも油絵の壁画のため傷みが激しいので時間制限、
人数制限があって要予約。
オフシーズンだったため数日前の予約で何とかOKだったけど、オンシーズンは数ヶ月先まで
予約がいっぱいのこともあるとか。

厳重セキュリティーの中、もちろん写真もNGだったので伝えにくいけれど、
薄暗い教会の食堂の壁に浮かび上がるその壁画は、ダ・ヴィンチならではの手法と油絵の特徴が
フレスコ画とは全く異なる奥深さを醸し出し、躍動感、臨場感、圧倒的な存在感が伝わってきた。

息をのむとはあのこと。
忘れられないインパクトがあった。




ミラノは、都会で特に観光という雰囲気ではなかったけれど、中心部のドゥオーモは
素晴らしい建物で、目の前に飾られたツリーもキレイでクリスマス気分を楽しめた。
(この時は、既にクリスマス後だったけど。。)


私たちの最後の晩餐は、美味しいハム、サラミとバローロ。
特にトリュフ入りのハムは最高だった。






初めてのイタリアだったけど、歴史、文化、そして食(ワイン含む)を満喫できて大満足!
今度は、田舎にも滞在してみたいなぁ。


水の都ヴェネツィア

2010-01-05 22:10:07 | 旅行
フィレンツェから、再びユーロスターに乗ること2時間半。
ヴェネツィアに到着。

よく写真やテレビで見かける水の上にある街というのを一目見てみたかった。
「ヴェニスを見て死ね」と唱えながら旅程に組み込んだ。



本当に、水の街、水の都だった。
見た事もない光景が広がっていた。

駅前から、目の前がもう運河。
バスだって船。タクシーだって船。



古い街並みもとても情緒があり、変な話、テーマパークに迷い込んだような気分。
テーマパークはこれを真似したんだと言い聞かせながら、別世界に浸った。




ただ、ローシーズンにもかかわらず観光客がとても多く、よくよく見ると人が住んでいない
生活感のない街はある意味テーマパーク化している気も。
物価も高いし、海水による建物の腐食も進んでいるようだし、既に住める街ではないのかも
しれない。

でも、他のどこにもないであろう、あの水に浮かぶ不思議な街を守って欲しいなぁ。



ちょっと足を伸ばして、というか船に揺られてムラーノ島へ。
ここは、ムラーノガラスと呼ばれるガラス工芸で有名な島。
その昔、技術を守るために、ヴェネツィア本島にいたガラス職人がこの島に隔離されたとか。



本島と比べると、生活感があり、こじんまりとした可愛い街並はどこか懐かしい。

ガラス美術館には素晴らしい作品の数々が。


モダンでクリエィテブな作品が多く印象的だった。





パスタ大好き村田さん

2010-01-05 21:41:35 | 旅行
イタリアから帰国後、あっという間に1週間。
今年もよろしくお願いしますといういうことで、旅行記続き。

フィレンツェのその後。。

パスタ大好きの夫の影響により、日頃からパスタ率が高い我が家。
が、イタリアでは半端なかった。
毎日パスタ。
フィレンツェあたりから、「今日何パスタ?」が口癖に。

だって、超美味しいんだもんっ


特にお気に入りだったのは、フィレンツェでよく見かけたcarrettiera(カレティエラ)という
ニンニクたっぷりのピリ辛トマトソースのパスタ。
(冒頭写真の右。写真左はアーティチョークのパスタ)



カラスミパスタも


イカスミパスタも


豪快なロブスターパスタも


ピスタチオを使ったジェノベーゼなんていうのもあった。


イノシシのラグーも美味しかったー。



ニョッキの形をしたパスタも。
サーモンのクリームソースが美味。



パスタではないけど、結構目から鱗だったのが、キャンティのリゾット。
赤ワインでリゾット???と思ったけど、ワインのコクと程よい酸味がチーズと
バッチリで美味しい。




あと驚いたのは、噂には聞いていたけど、どれもこれも素晴らしいアルデンテ。
ついつい茹で過ぎてしまう自分に反省。

そして、今年の豊富は『アルデンテを極める!』こと。笑



“食の都”フィレンツェ

2009-12-25 08:40:41 | 旅行
一般的には、“花の都”フィレンツェ
でも、同時に“食の都”と言ってもおかしくないくらい、食が充実。

名物料理はいろいろあるけど、その一つが「ビステッカ・アッラ・
フィオレンティーナ」=ビーフステーキ。

Tボーン部分が大胆に厚めにスライスされ、味付けは塩コショウと
オリーブオイル。
ニューヨークのステーキもビックリのボリュームとシンプルさ。

焼き加減はレアが最高。


地元トスカーナの赤ワインと合わせれば言うこと無し!

前菜には、「リボリッタ」と言う、これまたフィレンツェ名物の一品。
野菜、豆とパンをちぎった物をダシで煮込んだ滋味溢れる素朴な料理。
優しい味がじんわり染み込む美味しさ。



イタリアの食文化の奥深さ、力強さを実感中。



フィレンツェのドゥオーモ登頂

2009-12-25 08:39:32 | 旅行
ナポリから北上し、一路フィレンツェへ。
ユーロスターで約3時間。

この日も電車が20分遅れたが、その20分の遅れさえ短い、ラッキー♪と
感じる、今日この頃。。


天気は悪いものの、到着日翌日、翌々日と、最高気温17℃という暖かい
日が続き、これまでの滞在都市の中で最北なのに、ローマよりもナポリ
よりも断然暖かく、覚悟を決めていたのに拍子抜け。
でも暖かいのはとてもありがたい。


観光のハイライト、ドゥオーモにも登る。
500段近い階段を登りきると、市内を一望できる絶景に出会えた。


ヨーロッパ独特のレンガ色の屋根が連なり、狭い路地が蜘蛛の巣
のように広がった旧市街は特に眺めが良い。

歴史が染み込んだ街並みに感動。



ナポリという街

2009-12-25 02:28:58 | 旅行
3泊4日を過ごしたナポリ。

ローマから到着して駅から出た瞬間、ピリっとした空気を感じた。

「ん?治安が悪い?」

気温はローマよりも高いにもかかわらず、緊張感漂うこの雰囲気。

ニセモノを売る露天が立ち並び、アジア人、黒人など白人以外の割合が
高く、捨てられたゴミや吸殻が道端に多くて街が汚い。
若い(20歳前後)のママが多い。
狭い路地を小型車がブンブン走り回る。

中南米の都市を彷彿とさせた。


街の人も愛想は無く、あまり親切ではないので、観光客にとっては
居心地が良いとは言えない。

けれど、ピッツァに始まり、魚介類、パスタ…美味しい物はたくさん。
労働者が集まる港町、下町の風情と言えば、それそのものかもしれない。


カルトッチョ・ペスカトーレ(冒頭写真/魚介のトマトソースリングイネ
を紙に包んで仕上げた料理)も、ボンゴレ↓も真髄を見た感じ。



火山灰に埋もれた町

2009-12-25 01:29:20 | 旅行
2000年近く前のヴェスーヴィオ火山大噴火で火山灰に埋もれた町、ポンペイ。

ナポリから電車で30分ちょっとの場所に位置している。

町の区画や一軒一軒の家の間取りもそのままに残っていて、驚いた。
商店街、浴場、闘技場、などもその様子が想像できるくらいに残っていた。
本当にすっぽり灰に埋まったことがよくわかる。

1万6000人の人口を抱えていたという町だけあって規模が大きいので、
その中心にいるとタイムスリップしたような気分になってきた。


しばし古代ローマに想いを馳せる。。

ナポリピッツァ!!

2009-12-25 01:13:46 | 旅行
ナポリの食べ物と言えば、ピッツァ!

あちこちにピッツェリアがあり、いい匂いが~。

石釜で焼いた焼きたてをナイフとフォークで。

薄くて、でもモチモチの生地と、チーズの食感と風味がベストマッチ。

カプリチョーザ↓


ちなみに、チーズとオリーブオイルの美味しさは、どこに行っても
何を食べてもハズレなし。
しかも、その量の加減が絶妙。
料理全体とのバランスもちょうどいい。

う~ん、さすがに本場はすごいなーー。



絶景アマルフィ海岸

2009-12-24 08:49:58 | 旅行
ただいま、フィレンツェ。

日本ではどうかわからないけど、こちらではヨーロッパの大雪による
交通網麻痺が連日報道されている。

でも、幸運なことにまだイタリア(北部を除く)には影響がなく、
順調に旅程を進んでいる。



で、カプリ島を断念したその後の続き。

急遽行き先変更をし、ナポリ湾に面した港町ソレントへ。
そこからバスに乗り換えて、アマルフィ海岸へ行くことに。

断崖絶壁の山道をバスで進むと、アマルフィ海岸沿いに風光明媚な港町
が次々に現れる。


まずは、その一つポジターノ(冒頭写真)。
切り立った崖にひしめく合うようにカラフルな家が立ち並び、その間の
狭い路地には階段が張り巡らされている迷路のような町。
別荘ではなく、ここに住んでいる人が多いようで、生活感にも溢れ
別世界に迷い込んだような不思議な雰囲気。

青空と青い海に映えて、美しい美しい。


こんな所があるのね~と、しばしうっとり。



その後、再びバスに乗り隣町のアマルフィへ。
ここは、今年夏公開された織田裕二主演の映画『アマルフィ』の舞台。


実は、この間の移動が大変で、なぜかバスが来なくて1時間半待ちぼうけ。。
ローマ・ナポリ間の電車も1時間遅れたり。。
理由もよくわからないし(少なくとも英語でのアナウンスは無し)、
遅れる単位が1時間とかだし。
これがイタリア時間なんだろうか。。


アマルフィは、ポジターノより規模は大きく、レストランやショップも多い。
夏は避暑のリゾート地らしい。
こんな避暑地でバケーションなんて、素敵。



リゾート地らしく、美味しいレストランも。
こんな辺鄙なところでこんな物が食べられるとは!という料理でビックリ。

やっぱり魚介が美味しい。
絶品アンティパスト3種盛り。


どれだけ何を使うとこんな濃厚な魚介ダシが??と聞きたくなるほど、
たっぷりの旨みが活かされた感動モノの手長エビのリングイネ。

上に載っていたのは巨大シャコ!?これがスカンピ?

珍しいネギのジェノベーゼ。


優雅なアマルフィを満喫できた☆




今滞在中のホテルは、Freeインターネット。
通信料の心配なくネットが使えてほっとする~。




まだ見ぬ青の洞窟

2009-12-20 20:21:35 | 旅行
昨日、時速300kmで走るユーロスターに揺られること(実際は揺れない)1時間で、
ローマからナポリへ移動。


今朝は早起きし、青の洞窟を見るためカプリ島へ。
が、カプリに着いたはいいが、洞窟ツアーはなんと悪天候で欠航。。
早く教えてくれよ、ナポリ人。。

気を取り直して、行き先変更。
いざソレントへ。