私らしく、楽しい日々を・・・

自分の気持ちに素直に、毎日を楽しく過ごしたい

旦那様=かしら?

2007-11-29 23:51:03 | Weblog
今日は、カンバセーションパートナーと英会話の日。
先日ブログにも書いた、サンクスギビングデーにお家にお邪魔した
アメリカ人の先生が会話のパートナー。

そこで、面白い話が。

私が感謝の気持ちも込めて、お礼のメールに、ブログにも書いたん
だよーとブログのURLも付けて送ったら、大ウケ!だったらしい。

何がというと、彼女の次女、先日のブログではパティシエとして
紹介したエバという女の子が、面白がって私のブログの1部を1語
1語抜き出して、翻訳サイトで翻訳したとか

それぞれの言葉が面白かったらしいけど、一番ウケたのは、旦那様
という言葉。
日本では単にhusbandの意味で旦那様と使うけど、その翻訳では
「master」・・・主、長、かしら と出たらしい。

自分たちのお父さんを古風に“かしら”と言われたら、アメリカ人
なら余計に面白いと思うかも。と納得。



もう一つ今日の英会話で面白かったのは、アメリカ人は自分たちの
血液型を知らないこと。
彼女(先生)もはっきり自分の血液型はわからないという。

「えーっ、事故の時輸血しなくちゃいけなくなったらどうするの?」
と言ったら、
「そんなの一瞬で調べられるじゃない、病院なら。」
と。

ま、確かに。

「え~ぇ、じゃあ、血液型占いとかやらないの??」
と聞くと、
「何それ??面白そうっ!!」
と逆に食いつかれてしまった。
そして、それぞれの血液型の特徴を説明することに。。
それぞれの特徴にしきりにうなずいていた。


意外なことで異文化交流してしまった

Weekend Journey - Mexico City ~決定的瞬間編~

2007-11-26 13:41:00 | 旅行
あらら、気付いたらメキシコ旅行から2週間が経過。
早いなぁ。。
これだけは、どうしてもブログに載せたかった話題。

今回の旅行で、ピラミッドともう一つ目玉だったのが闘牛。
(というか、その2つしか予定を決めずに旅立っただけ。)

この時期(10月頃~2月がシーズン)の毎週日曜、
「プラザ・デ・メヒコ」という市内の会場で闘牛が行われている。

闘牛なんて、テレビの話題でしかなかった一日本人として、是非
生で見ておきたかった。
もちろん、スペインの国技として有名だけれど、スペイン植民地だっ
たメキシコでも人気があり、本格的な闘牛が見られるとあってこれ
はチャンス!


16:00くらい開始ということで、ちょっと遅れて16:20くらいに会場
に着くと既に闘牛が始まっていた。
一応、日本で言う一等席、二等席・・・みたいな分類があって、値段も
違うけれど、二等席くらいなら、それより前に座っても全然わから
なかった

細かい決まり等は色々あるのだろうけれど、簡単に言えば、牛を煽っ
て剣でしとめるというもの。

会場は見やすいようにすり鉢状。
意外とすいてた。


順を追って説明すると、まず牛の紹介。
プレートを持ったおじさんが登場し、いつ生まれで、どこの出身で、
何kgで、何くん(名前)かという情報を観客に紹介。


その後、牛が登場し、まずは下っ端の闘牛士(マタドール)が何人
か登場して次々にマントで挑発。


そのうち、馬に乗ったマタドールが長ーい槍で牛を突いて怒らせた
り、短い槍が付いた棒を何本も突き刺すマタドールが登場したりで
牛への挑発と観客の盛り上げが続く。
冷静に、いや冷静にならなくても、ショーとは言え、かなり残酷。
槍が付いた棒を刺す瞬間。

ちなみに、この槍を刺したまま競技は続く。。

この間観客は、マタドールが勇敢なプレイ(=身の危険を省みず、
怒り狂った牛に近付いて槍を刺す)の時には拍手喝采、刺し損ね
たり、逃げたりするとブーイング。
と、まぁかなりわかりやすい反応を示して、それを見るのもなか
なか面白い。


散々牛を興奮させたところで、トリのマタドールが登場。
衣装も一番鮮やか(派手)で、一番技術も高い人のよう。
牛に限りなく近付いて、剣をかざしながら、マントを華麗操りなが
ら、牛を挑発させてマントに突進させる。

接触してるかもしれないくらい近付く。
ちなみに、これは槍が何本も刺さった状態。。
そして、かなり流血している。。。


日本の相撲のようにたくさんの伝統的な技があるらしく、見ている
と様々な型があることがわかる。
そして、マタドールによって得意なポーズや癖があるようで、これ
が面白い。
衣装が衣装だし、狙い見え見えでロン毛をオールバックにしてるし、
一種のショーなので格好をつけている方が見ていて楽しいのだが、
それにしてもそのナルシストっぷりはどーなの?と、突っ込みたく
なるような決まりポーズを繰り広げるマタドールも。

「オレってカッコいいだろ~!!」的オーラが会場全体に立ち上る。

牛を仕留めるのにも、マタドールそれぞれの流儀がある。
牛を剣で付き指し、「これから行くぞ!」ポーズ。
多分、というか絶対牛は分かってない。。



これが決定的瞬間

可愛そうだけど、剣が見事急所に突き刺さった。

その後、短剣での最後の一刺しがあり、牛は息絶える。
すると、2頭の馬が登場。
なんと、馬によって引きずられ、死んだ牛が退場。

本気でズルズル....と引きずられていく。
ある意味、この瞬間が一番残酷だった

これを1セットとして、一回の開催で4~5回繰り返される。
つまり、4~5頭の牛が毎回お亡くなりになるわけで。。
でも、実はこの牛、青いリボンを付けているんだけど、ブルーリボ
ンの品質保証(食用として良質)をされているということらしい。
食用にされるご様子。
確かにあれだけ元気なら美味しいかも・・・なんて、牛にとっては縁起
でもない、倫理的に問題あることが頭をよぎったりして。。


興奮、戦闘、勝利、敗北、残酷、動物、人間、生死・・・次元が違う
様々な要素を一つにした、すごいイベントだった。
単純に言えば、異文化体験としてかなり面白かった。。

Happy Thanksgiving!!

2007-11-23 13:38:15 | Weblog
今日21日はサンクスギビング・デー

英会話のパートナーをしてもらっているアメリカ人の先生のホーム
パーティーにおよばれした。
ファミリーが一同に集まるということだったので、トラディッショ
ナルなThanksgiving Dayが体験できそうでワクワク

実はタイミング悪く旦那殿は今日から出張だったので、一人で過ご
さずに済んでラッキー、というか、ほっと一安心。
1年で一番祝日らしい祝日のこの日は、店という店が閉まり、みん
な家族で過ごしたり、旅行に出かけたりするので、一人で居るのは
辛い日だ。

極寒だった去年に比べて、ビックリする程今年のサンクスギビング
は暖かく、日中20℃を超える程で、気持ちの良い日になった。

夕方5時過ぎ、BrooklynにあるSunset Park近くの先生(オードリー)
宅に到着すると、準備がほぼ整っていた。


数日前からの彼女とのやり取りで、相当たくさんの食べ物を準備し
ていると聞いていた。
アメリカらしく、女性だけでなく男性も料理をし、それぞれ作りた
いものが違って収集がつかなくなるそう。
当日のキッチンは嵐のようだと言うので、「Kitchen Wars」だねな
んて冗談を言っていたら、キッチンは本当にそんな様相だった。。
でも、そうやって家族で長い時間をかけてワイワイ準備をするのも
楽しみの一つだそう。

ディナーの主役は、もちろんターキー
お腹の中には、山盛りの詰め物が↓

ちなみに、これは体長40cm程あり、これが2匹焼かれていた
そして、このサイズはかなり小さいとのこと。
どんだけぇ~。

ターキーの中に詰めた詰め物は、別途いただく。
詰めてあったのは、ソーセージ、タマネギ、リンゴ、パンetc...
それに特製グレービーソースをたっぷりかける。



こちらも山盛りのサイドディッシュ。
定番のマッシュポテトから、ワイルドライスとナッツのソテー、
フェンネルのグリルなどなど、日本ではお目にかかれないメニュー
もたくさん。

どっさり大雑把に盛られている感じがアメリカらしい(笑)

みんなで仲良く次々にお皿を回しながら取り分ける。
お一人様分↓


この日は、オードリーと旦那様、娘二人(そのうちの一人は大学に
通っているシカゴからこの休日を過ごす為帰ってきていた)、実父、
義理の両親、義理の姉、私ともう一人韓国人の生徒という総勢10名。

娘たちはとても素直で、おじいちゃんおばあちゃんはとても親切。
仲が良く素敵なファミリーだった。

みんな、私とは初めて会う人ばかりなのに、余計な気遣いもなく、
昔からの知り合いのように温かく接してくれて嬉しかった。
こういうところは日本人には無い感覚だなぁとつくづく思う。


食事の後は、デザートタイム。
これがまたすごかった
ホテルのデザートブッフェさながらのケーキの数々

このファミリーのパティシエ、2番目の娘エバの指導により、
夜通しケーキが焼かれ続けたそう。
パンプキンパイ、クランベリーケーキ、アップルタルト、洋梨のパイ、
チョコレートタルト・・・
恐るべしアメリカ人のデザートへの情熱。

食事で既にお腹がいっぱいになっていたのに、同じ量、いやカロリー
ではそれ以上ではないかというデザートを消費。
美味しいので食べてしまったけど、食べて少々反省。。
でも、みんな次から次へと食べてたから、これまた驚いた。

私が一番気に入ったチョコレートケーキ。
なんと、小麦粉を使わずに作ったそう。
リッチでサクサクで美味しかった~


パティシエ、エバとmy teacher オードリー


オードリー曰く小さい家という彼女の家は、日本人にとっては十分
な大きさで、裏庭もあり素敵だった。
左↓は旦那様トム。


帰りは、私と同じくUpper Eastに住む義理のお姉さんの車で家まで
送ってもらった。
トラデッショナルで、とっても心温まるサンクスギビングを過ごす
ことができて嬉しかった

Thank you so so much, Audrey!!!

Weekend Journey - Mexico City ~歴史の街編~

2007-11-21 21:54:11 | 旅行
以前書いたようにメキシコは、長い歴史と様々な文明を持って
いた国。

滞在2日目は、まず博物館へ。

●国立人類学博物館


アメリカの起源として紀元前5000年頃の生活から順を追って、文明
ごとに部屋を分けて出土品や復元したものを展示してある。
残念ながら、殆どの展示の説明がスペイン語で展示品ごとの詳しい
情報は不明。

外にも遺跡の復元が展示してあって、ほんとに遺跡を訪れたような
感覚になる。


博物館一番の目玉、太陽の石「アステカ・カレンダー」
アステカ帝国時代(14C~16C)カレンダーとして使われ、1年を
365日で表していて、これを元に農耕を行っていたとのこと。
直径3.6mもある巨大なもの。


この博物館では、紀元前の時代から無数の文明が栄え滅んだことが
わかり、その数には驚かされた。


●テンプロ・マイヨール
市内中心部、ソカロ(中央広場)のすぐ脇にあるアステカ時代の
遺跡。


都の中央神殿だったというこの建造物には、生け贄を載せたとされ
る台がいくつもあり、ここでも生け贄文化の跡を見ることができる。



こうして遺跡を見てみると、木をメインに使う日本と違って石文化。
素材の違いか、粗大な感じもするし、年代と合わせて見ていると
もう少し文化レベルの高いものがあってもおかしくないのになぁと
思った。
でも、文明ごとに滅ぼされ、新しい文明が興り…という継続しない
文明を繰り返した結果なのかもしれない。

Weekend Journey - Mexico City ~裸の行進編~

2007-11-20 09:28:04 | 旅行
メキシコ旅行の続き…

ピラミッドを見学し市内に戻ると、午後4時。
夕食まで市内観光をすることに。
まずは、アステカ帝国時代から街の中心地となったソカロへ。

●メトロポリタン・カテドラル
メキシコにある全ての教会を統括する施設。
内部は天井が高く、バロック様式の装飾が荘厳。



●ソカロ(中央公園)周辺
古い街並みと、メキシコオリンピックあたりに建てられたと思われ
る街並みが入り混じる。



人口860万人の大都市だけあって、中心部は人が溢れ、道も渋滞。


地下鉄の駅を目指して歩いていると、デモに遭遇。
でも、何かおかしい。

あーーーっ!!!

みんな裸。
見た感じすっ裸。

どうやら誰か政治家に反対してのデモらしい。
(スペイン語のため詳細不明。)

ざっと200人くらいはいて、かなりの迫力。

よく見ると、前をその政治家の顔の写真で隠している。
でも、紙1枚だからあまり隠されていない。。
つまり・・・



これもラテンの血がなせる業なのか。。
旅の貴重な異文化体験だった。

Cheers!! Happy Birthday!

2007-11-19 12:21:07 | おうちご飯
11月17日(土)

この日は旦那様の誕生日
今年はうちでのんびり過ごしたいというリクエストにより、(こん
な時はちょっといいレストラン行きたいなぁと思いながらも)
うちでバースデーディナーを作った。



簡単だけど見栄えのいい料理・・・という発想で下記のメニューに。

●魚介と野菜のゼリー寄せ・トマトソース、
 アンディーブとカマンベール・バルサミコソース


●牛スネ肉の赤ワイン煮


どちらも時間はちょっとかかるけど、手間は驚く程かからなかった。

そして、私のリクエストにより、ついにオーパスワンの登場
今年4月にワイナリーに行った時に買い、大切に眠らせておいた物。
コルクを瞬間からものすごい芳醇な香りが広がって、うっとり
味は言わずもがなの絶品だった。

一緒に買った、リーデル製のオリジナルグラスで賞味。

ディナーの間観ていたのは、義理の母に録画し送ってもらったとん
ねるずの「みなさんのおかげでしたスペシャル」&ウンナンの
「イロモネア」
オーパスワンと日本のお笑い、アンバランスだけど、かなり
リラックス

リクエスト通りのんびりできて、美味しいワインが味わえて、
私も満足なバースデーディナーだった。

Weekend Journey - Mexico City ~巨大ピラミッド編~

2007-11-17 15:17:33 | 旅行
いよいよ今回の旅の目玉、ピラミッドへ。
ピラミッドは是非見てみたいと思っているけど、エジプトまで行く
のはなかなか大変なので、このチャンスは嬉しい。

メキシコシティから北50kmの所にあるこの遺跡、テオティワカンは
ラテンアメリカ最大の都市遺跡。
紀元前2世紀に建造され、最盛期は20万人の人口を擁していたとい
うから驚きである。
ちなみに、その頃は人口2万人以上でも他にコンスタンティノープル
しか無かったというから、圧倒的な規模だったことがわかる。

この遺跡は、宗教儀礼を行うためのピラミッドと、神官・軍人・
商人という厳しい階級のもと市民が暮らした宮殿などの建物から
なる。

●太陽のピラミッド
砂の低地が続く中に突然巨大な、山のような建物が現れ、しかも
直線からなる整った形は壮観。

底辺の1辺が225m、高さ65mの巨大なピラミッド。
高度な天文知識により作られ、年2回太陽がこのピラミッドの真上
に来て後光が差すらしい。
実はこの内部にはひとまわり小さい宮殿があり、その宮殿を覆う
ようにこの宮殿が造られたというから、さらに驚く。


全部で階段が248段あり、しかも1段の高さがかなり高い。
頂上を目指すには、多少の気合が必要。


太陽のピラミッドからの眺め。
真っ直ぐのびた道の脇に整然と宮殿が並び、正確に測量されて作ら
れた都市であることがわかる。


●月のピラミッド
遺跡の一番奥にある、太陽のピラミッドよりひとまわり小さい
ピラミッド。

大きさは負けるものの、周辺の建造物や広場の大きさから、こちら
の方が重要な役目を果たしていたと考えられている。
神事では、生け贄(人も含む)が捧げられていたとのこと。

●死者の道
月のピラミッドと太陽のピラミッドを結ぶ、都市の幹線道路。
両側に宮殿が続いているので、歩いているとタイムスリップした
ような気分になった。
現代の格好が、逆に違和感があるように感じられてしまうから
面白い。


●ケツァルパパロトルの宮殿
彫刻が施され赤く塗られた壁画が青い空に浮かび上がって、綺麗。



ピラミッドのスケールには圧倒されたけれど、その背景には自然に
対する畏れ、神への絶対的な信仰があり、それがあの巨大な建物を
建てさせ、生け贄を捧げる神事を行っていたと思うと、自然の偉大
さと共に人間の脆さも同時に感じた。

こんな遺跡が数え切れないほどあるメキシコ。
侮れない歴史国家だ。

単純なこと

2007-11-16 13:25:03 | Weblog
今週、私が最初にレストランレポートを書いた『CHANTO New York』
に行った。
去年の7月に取材した以来で、今回は大学のOB会である○門会の
イベントで偶然にも会場だったというきっかけ。

取材当時のマネージャーも、料理長もそのまま続投していて、
あまりにご無沙汰していて失礼かと思いながらも、挨拶をした。

さすがに1年以上も前のことなので、忘れているだろうなと思い、
名刺を渡し自己紹介したら、しっかり覚えていてくれた。
それも嬉しかったし、その後調理長に言われたことも嬉しかった。

「ネットで店名を検索すると、一番最初に村田さんが書いた記事が
ヒットするんですよね。最初の一年は大変なことも多かったし、
お店の記事って批判も多いから、村田さんの応援してくださる内容
の記事を見て、いつも励まされてましたよ。」

もちろんお世辞も多分に含まれると自覚しながら、嬉しかった。
家に帰ってから検索してみるた。
一番ではなかったけれど、自社HPの次にヒットした。
実は今はもうサイト(私のレポートを掲載している)の意向で記事
全文は見られないようになっているけれど、そうなる前の数ヶ月前
までは一番にヒットしたのかもしれない。

すごく単純なことだけど、すごく嬉しかった。



今回のイベントがきっかけでCHANTOのHPを見たら、最近Jazz night、
Opera night、日本酒利き酒の会など、様々イベントを企画している
ようで、店長と料理長に話を聞くとこのプロモーションのかいもあ
り、ニューヨーカーに定着してきたとのこと。

最初に話を聞いた時の不安が入り混じった表情とは違って、落ち着
きと自信が垣間見れて納得した。

自分のことでバタバタしていて休んでいたけど、また記事を書いて
みようと思い立ち、早速その日にサイトの社長に連絡してしまった。

人間の原動力って結構単純。

Weekend Journey - Mexico City ~キリスト教とサボテン編~

2007-11-15 23:20:44 | 旅行
飛行機の遅延で夜中に到着し、寝不足で眠い目をこすりつつ、
2日目は朝からツアーに参加。

●三文化広場
シティの郊外にある、メキシコの歴史を象徴するような場所。
アステカ→スペイン→独立(メキシコ)という3段階で破壊と
建築が繰り返されて、3層の構造になっている。

それにしても、空気が悪い。。
晴れて天気がいいのに、霞がかかる。
メキシコシティの大気汚染は有名で、日本の国際協力銀行も援助に
加わり改善されてきているとのことだけど…。


●グアダルーペ寺院
メキシコ侵略以前に神殿があった場所に18世紀に建てられたカト
リック寺院。
信仰深いメキシコ人はここを聖地としていくつも寺院を建てた。
現在一番新しい寺院は2万人も収容可能という大規模建築↓


この日は土曜日でたくさんの人がミサに訪れ、熱心に祈っていた。

ツアーには、ここに参拝するためにメキシコに来たというアメリカ
人女性もいて、信者の間では聖地として有名らしい。


教会内、奥の一番目立つ所に祀られている聖母グアダルーペの絵。

近いところで見ましょうというガイドさんに連れられ、近付くと、
通路の天井が開けられ、絵の下には見上げながら通り過ぎるように
と動く通路になっていた。
近代的過ぎて、ややひいてしまった…。


●テオティワカン近郊
今回の旅の目玉、テオティワカンの遺跡に向かう途中、加工工場に
立ち寄った。
サボテンと石を加工し、工芸品を作っている工場。

そこではおじさんがサボテンの便利な使い道を色々レクチャーして
くれた。


中心部には、液が溜まっていて、これを薬やお酒の原料として使う。


おじさんがおもむろに中心部の葉?を切り出す。


層になっていて、ナイフで外側を剥がすと、なんとペラペラの膜と
して剥がれる。
これを昔は紙として使っていたらしい。
驚くほど丈夫で、プラスチックの様。


さらにその先端を切って、引っ張ると…


糸が出てきた。

これで裁縫をしたり、これを紡いで布にもするらしい。
かなり丈夫で、いくら引っ張っても切れない繊維だった。
恐るべしサボテン活用術。

こちらはテキーラの原料になるマゲイ↓

(実は正式に植物学的に分類すると、これはサボテンではなく、
ユリ科に属するとのこと。)


工場見学の後は、遺跡めぐりに向けて腹ごしらえ。
メキシコだから、やっぱりタコス!


生演奏も。


ツアー参加のメンバーと。
カリフォルニア、アリゾナと、比較的近いところから来ていた。


次はいよいよピラミッド!           

Weekend Journey - Mexico City ~prologue~

2007-11-11 13:29:06 | 旅行
アメリカは、今週末3連休。
旅行できるチャンスを有効にということで、今回も出かけることに。

当初はフロリダ、オーランドのディズニーワールドにしようかと
言っていたのを変更し、メキシコで遺跡を見に行くことに。
我ながら渋いなぁ。

金曜の夕方、飛行機でJFKからダイレクトフライトで一路
メキシコの首都、メキシコシティへ。
と思いきや、飛行機が遅延。

2時間半も遅れることが分かり、テンションが下がって、疲れも
手伝い爆睡する旦那


でも、今日の遺跡めぐりではご機嫌全開↓
※合成ではありません。


結局飛行機は3時間遅れで離陸。
5時間余りのフライトでメキシコシティに到着した時にはすでに
夜中1時。。
幸先は良くなかったけど、短期間で楽しむぞぉ