面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

快適な空間で

2008年07月21日 | Weblog
 海合宿を終え稽古場に帰還すると、冷房装置の修理が済んで、快適な演劇空間に変わっていた。残留組の頑張りで舞台装置も出来あがり、初照明の司亮の腕もあがり、明日の初日が楽しみだ。何しろ、この1週間、芝居の出来より客席の冷房に心を悩ませていたものだから、本当に夢ではないのか、僕は海でおぼれて夢を見ているのではないかと、真剣に劇団員に尋ねた。

 先ほどまで小返しで照明の確認を繰り返した。舞台は俳優、照明、音楽、そしてお客様が存在して夢の世界を作り出せる。劇団員が仕事に貪欲なのが嬉しい。1年ぶりの塩山弁天マリア、そして、北原キャサリン初挑戦、ワクワクする芝居をお見せします。伝説を作りに、どうかアトリエにお越し下さいませ。客席の冷房は快適です。