面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

さらば東京

2008年07月10日 | Weblog
 8月3日に「ミッドナイト」が千穐楽を終えたら、僕は九州へ飛ぶ。前乗りして「ミッドナイト」の営業に走り回る予定だ。公演が決定したら劇団員を呼ぶ。昔懐かしい地方巡業である。九州には7つの県があり、18年ほどまえ、そのすべてを巡演したことがある。県庁所在地を廻るだけでも、長期公演になる。小都市を加えると、2,3年かかるかもしれない。と、いうのは大袈裟だろうが、最低半年は廻りたい。俳優さんは東京と九州を公演の度に往復すれば良いが、前乗りの頭取としてはそうもいかない。帰れない覚悟が必要だろう。幸い、九州には生まれ育った自宅があり、友人も多い。腰を据えてアタック出来る。

 そんな訳で、今回のアトリエ公演が東京では暫くの見納めとなります。是非、「ミッドナイトフラワートレイン」ご高覧くださいませ。

 このブログをご覧の方で九州在住の方は、是非ご一報下さい。「ミッドナイト」の公演にご協力いただけたら、このうえなく幸せです。お待ちしています。

 18時から24時まで稽古を続けていると、終わってもなかなか上がった熱が下がりません。まだ、初日まで10日もあるのに、気持ちはもう九州公演に飛んでいます。今回のカンパニーは、久々に気持ちを昂ぶらせます。何よりも、誰かに観てもらいたくて僕は芝居に情熱のすべてを注いでいる。観てもらうことがすべてである。他には何もない。