面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

40年ぶりのエキストラ

2007年07月27日 | Weblog
 明朝、劇団員を引率して友人の監督する映画に参加する。舞台の本番中というのに、困った友人だが、初監督なので、協力しない訳にはいかない。
 昼には撮影終了だそうなので、勿論、エキストラである。クランクインする2ヶ月前に台本は読ませてもらったが、なかなか面白かった。記念にはなるだろう。
 アトリエ公演もようやく折り返し、残るは4公演。エンジン全開です。
 
 40年ほど昔、劇団の研究生時代、TBSラジオの深夜ドラマで初めてエキストラを経験した。脚本は僕の師匠里吉しげみ先生、それこそ、ガヤガヤと騒ぐだけの役。一瞬で終わり、初出演を味合う間もなかったことだけ記憶している。
 其の頃は、後に自分がラジオドラマを書き演出する事になるとは思ってもみなかった。1日、1日を夢中で生きていた。映画、舞台、図書館、レッスン、ライブ、政治を語り、酒を浴び、恋愛、喧嘩、友人の死、裏切り、裏切られ、結ばれ、引き裂かれ、世界中に溢れたありきたりの青春というやつ、ただ、24時間が現在の数倍も長かったような気がする。

 明日は、僕の若い友人達とエキストラを楽しもう。それでは、少し眠ります。