面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

梅雨明けではないらしいが

2007年07月24日 | Weblog
 来年に在団10周年を迎える樋口昇兵と明け方まで
語り合った。勿論、鬼も笑うという来年の出し物についてだ。
 前回のアトリエ公演「スタント」で熱演して、今回はお休み
なのだが、稽古場にはよく顔を出している。見ていると身体が
うずうずするらしい。
 9時半、仮眠をとっていると友人からの電話。目が冴えてしまったので
丸谷才一「文章読本」を読む。
 朝から雲ひとつない青空だが、梅雨明けではないらしい。
 12時、昨日行きそびれた新宿の「たんす屋」に夏物を探しに行く。
古着屋もリサイクルショップと名乗れば抵抗感が薄れるのは確かだ。
 数年前、舞台用の衣装を求めたのがきっかけで、私服まで調達する
ようになった。とにかく安い。物に贅沢を言わなければ普段着には充分だ。
父のお下がりを着る気分で袖を通しているので、古着でも抵抗はない。
年齢と共に拘りが減少したのか、衣食住において欲望が薄れた。
反して創作、演出の拘りは増大しているように思われる。
 初日の幕が開いたのに、まだ稽古しようとしている。
 16時から稽古場集合。二日目の開演は19時半です。
 是非のお越しをお待ちしています。

初日御礼

2007年07月24日 | Weblog
 アトリエ公演「ミッドナイトフラワートレイン」
無事に初日の幕を下ろすことが出来ました。
 ご来場の皆様に深く御礼申し上げます。残る七公演、
29日の千秋楽まで、6日間、より楽しい芝居作りに邁進
します。さすがに初日は硬さが見えましたが、それも初日
観劇の楽しみかもしれません。大きな失敗もなく、すこし
ホッとしています。
 クライマックスにいたる怒涛の7景から9景は、充分
楽しんでいただける仕上がりです。特に、瀕死の白鳥を
舞う弁天マリアこと塩山みさこ嬢の演技は稽古の後半から
日を追う毎に磨かれて、初日も鬼気迫る熱演でした。
勿論、つぶら嬢を始め新人の山本奈美嬢まで全力でぶつかる
演技は見ていて清清しさを感じます。板の上での衒いや羞恥は
観客に一番失礼な事と、新人には戒めています。
 しかし、評価はお客様に決めていただくもの。幕の下りた
暗闇で聞く拍手が、俳優、裏方共に、明日への活力です。
 本日はご観劇まことに有り難う御座いました。