浅井くにおみ(久仁臣)がいよいよ立ち上がりました。
皆さん御存知のように、私は、国際報道、教育、防災といった分野で活動をしてきました。そしてこの度、それらを集約して「山を動かそう」「風を吹かそう」と立ち上がったのです。
★次の世代に恥ずかしい、申し訳ない
「政治不信」に鉈(ナタ)を振るい「政治離れ」に歯止めをかけたい!-そんな想いからこの度、さいたま市議会に挑戦、地元さいたまの再生に乗り出すことにしました。それは、ただ、政治に関わりたいというのではなく、私たちが置かれている状況を見て、「こんな形で次の世代に渡せない、渡してはならない」と思うに至ったからです。
さいたま市は、次々に大型の箱ものを造り、毎年借金(市債発行)を重ねており、膨大な負債を抱えています。07年度予算でも370億もの借金をしようとしています。その「負の遺産」の尻拭いは誰がするのか?それは、私たち大人ではなく、否が応でも次代を担うことになる若者や子供たちです。
私はそんな状況を見るに付け心を痛めてきました。しかし、嘆いているだけでは何も変わりません。そこで、まずさいたまの街から変えてみよう。新しい風を吹かそう、と立ち上がることにしました。
★恐ろしいさいたま市の学校校舎
最近、さいたま市の教育委員会から私に送られて来た学校校舎の耐震化状況です。
「S56年」は、建築基準法が大きく変わった年で、阪神大震災でもS56年以前の建物の多くが倒壊または破壊されました。ご覧になってお分かりになるように、さいたま市の小学校の多くが老朽化しています。大地震が起きれば、子供たちの身に危険が及ぶのは目に見えています。
さいたま市学校施設の耐震化状況(H18年度末見込み)
小学校 中学校 計
学校数 100 56 156
(校舎)
校舎棟数 286 163 449
S56年6月以前の建物 244 119 363
耐震改修実施済 54 31 85
診断後補強不要 3 2 5
(屋体)
屋体棟数 93 53 146
S56年6月以前の建物 83 22 105
耐震改修実施済 0 0 0
学校施設耐震化率(%) 28.8 50.0 36.5
子供たちが毎日通う校舎の耐震化は急務です。「カネがない」ことを理由に、さいたま市の耐震化は遅々として進みません。「子を持つ親」から声を上げましょう。公共施設や道路ばかりに大金を使わずに子供の身の安全にカネを使ってくれ、と抗議しましょう。ちなみに、東京や神奈川はもう約8割が耐震化済みです。
★後押し
私ひとりではできることは知れていますが、市民一人一人の信頼と後押しを得られ、ダントツのトップ当選をすれば、議会や市役所において発言力や影響力も大きくなります。
皆さんの後押しがあって初めて、私の力が生きる。そう考えます。
私には30年以上、国際報道、特に戦場という修羅場を潜り抜けてきたジャーナリスト経験があります。また、1977年以来、ASE英会話スクールを主宰して教育の現場に直に関わってきた実績があります。そして、12年前の阪神淡路大震災から災害支援ヴォランティア活動のリーダーとして、また埼玉県などの条例作りなどに関わってきたことで得られた人脈もあります。
皆さんから頂く御支援と、私がこれまで積み上げてきた実績と経験とを武器に私は市議会に新風を巻き起こしてみせます。
★公約
マニフェストという言葉が流行しましたが、あれは政党なり首長(知事や市長)などが掲げるもので、一議員としては公約がふさわしい言葉かと思います。
①校舎の耐震化
前述したように、さいたま市の状況は全国平均をも大きく下回っています。予算が取れないことを理由に耐震化は遅々として進みません。別所小を例にとれば、「新校舎では児童が収容しきれず2年生は耐震性に問題のある旧校舎の一階を利用している」(ある父兄)だそうです。阪神大震災では、20もの校舎が倒壊、73が大・中破しているのを教訓にすべきなのですが、「カネがないから耐震化にまわせない」と言っている大人の言葉を子供はどう受け取るでしょうか。
②災害支援ヴォランティア・ネットワークの構築
大地震が起きれば全国からヴォランティアと支援物資がどっと押し寄せます。それを仕切る仕組みを普段から構築しないと、阪神大震災の二の舞を踏むことになります。
③放置自転車対策
これは平常時に歩行者に迷惑をかけたり、社会的弱者の障害になるだけではなく、災害時にも人の命を脅かすことになります。
④公民館の不正使用の是正
一部のグループが公民館を我が物顔で使い、趣味のグループの活動を妨げています。公民館は、非常時には避難所にもなります。公民館の活性化を普段からはかる必要があります。