金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 神戸新聞杯・産経賞オールカマー

2021-09-27 07:06:41 | 競馬

 まずは菊花賞トライアル、中京の神戸新聞杯勝ったのは、パゴ産駒ステラヴェローチェ不良馬場の中京芝2200mを、後方待機から直線では中央を堂々と伸びる走りを見せて、内から伸びてきたディープインパクト産駒レッドジェネシスに競り勝って勝利2着は、こちらも道中後方にいたレッドジェネシス3着は、ジャスタウェイ産駒モンテディオ

 ステラヴェローチェは、サウジアラビアロイヤルCの不良馬場実績もあり、この馬場を全く苦にしませんでした。また、消耗戦となったレッドジェネシスとの競合いを制しましたので、本番菊花賞の大本命に名乗りを上げました。

 一方、1番人気のダービー馬シャフリヤールは、まずは馬場に泣かされたと言って良いでしょう。それから、消耗戦になって伸びなかったことから、陣営は菊花賞への出走を選択しない可能性も出てきました。動向を注視して参りましょう。

 

 そして中山の産経賞オールカマー勝ったのは、スクリーンヒーロー産駒ウインマリリン3番手追走から、直線は先に抜け出したグローリーヴェイズとレイパパレの間を突いて、そのまま抜け出して勝利レース運びが完璧だったことと、先に人気馬2頭がやり合ってくれたことが勝因。これで、11月のエリザベス女王杯の最有力候補へ名乗りを上げました。

 2着は、中団から差してきたゴールドシップ産駒ウインキートス3着は、先に抜け出して粘り切ったグローリーヴェイズ1番人気のレイパパレは、2番手から逃げ馬を見る位置取りで、途中までは理想的な展開でしたが、Mデムーロのグローリーヴェイズが3コーナー過ぎから早めにマクリ気味に仕掛けたことから、レースが一気に消耗戦になり、早め先頭に立った結果、最後まで粘り切れずに4着に敗れました。56㎏の負担重量もズッシリ効いたかも。また、レイパパレの適性距離は、やはり1800~2000mだと思います。


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