金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 9月25日~26日

2021-09-26 16:14:38 | 競馬

 土曜日は中京1Rダート1400mを勝ったドレフォン産駒シンリミテス3番手追走から、直線では逃げ粘るエスポワールシチー産駒ピーアイオラクルを差し切ったところがゴールスピード豊富で、芝もダートも短距離ならばOK2着は逃げ粘ったピーアイオラクルで、レースセンスが良いので次はチャンス。

 中山1Rダート1200mを勝ったディスクリートキャット産駒パスポートチェック好スタートから逃げて、そのままスピードの違いで最後まで押し切りました。芝でもダートでも1200mまでならばスピードで押し切れそう。この距離は逃げた方が良い。

 中京2Rダート1800mを勝ったキタサンブラック産駒オディロン2番手追走から、直線では、先に抜け出していたドゥラメンテ産駒ダノンフューチャーとの、長い間の競り合いを制して勝利。パサパサの良馬場で1分53秒9も立派。キタサンブラック産駒は、ダート適性が高い馬が多く出てきそう2着は、競り負けたダノンフューチャー。この馬も同タイムなので、次は確勝レベル。3着のドゥラメンテ産駒ミアステラまでは、次もチャンス。

 中山2R芝1600mを勝ったエピファネイア産駒ハッピープリベイル後方追走から、4コーナー手前から前に進出して、1頭だけ次元の違う脚で豪快に差し切りました。府中や新潟の直線よりも、小回りで坂のある中山コースが合っているようです。2着は、中団待機から差してきたイスラボニータ産駒ジェットグリッター。この馬も中山向き。

 中京3R芝2000mを勝ったエピファネイア産駒サトノヘリオス3番手追走から、直線は内埒沿いを突いて、中央から差してきたブラックタイド産駒フェーングロッテンとの競合いを制して勝利。初戦は勝ち馬がイクイノックスで相手が強すぎただけで、この馬も、2着のフェーングロッテンも、重賞路線で楽しみな存在になりそう。

 中山3Rダート1800mを勝ったホッコータルマエ産駒フルオール2番手追走から、直線では内埒際を突いて、そのまま押し切りました。2着は、3番手追走から外に出して差してきたヘニーヒューズ産駒カフェカルマタイムは1分57秒0と平凡で、1着2着以外は見るべきところなし。

 中京4Rダート1400m牝馬限定新馬を勝ったヘニーフューズ産駒アファン後方待機から、前が苦しくなる中で、直線だけで豪快に差し切りましたレース展開に助けられましたが、ラストの差し脚は素晴らしく魅力2着は、3番手追走から前々で粘り切ったビッグアーサー産駒トーアレインボーこの馬が一番強い内容だったので、次は狙える。3着のコパノリッキー産駒コパノフランシスはラストの差し脚で3着に来ましたが、レース展開に助けられているので割引が必要。

 中京5R芝1400m新馬を勝ったサトノアラジン産駒ヴィルチュオーズ5番手追走から、直線で早めに先頭に立っていた1番人気のミッキーアイル産駒ヴァㇾッタカズマを差し切って勝利1分22秒3も悪くない2着は粘ったヴァレッタカズマで、次は確勝。3着は、後方から差してきたエピファネイア産駒ホートンプレインズ。この3頭が抜けていたと思います。

 中山5R芝1600m新馬を勝ったキタサンブラック産駒ビジュノワール2番手追走から、そのまま力で押し切り完勝評判馬がきっちり勝利しましたので、次は2歳マイル重賞路線でしょう。2着も、好位から差してきたキズナ産駒ビロングゴールド。3着も、好位から粘り切ったキズナ産駒シロン。2着3着も、次はチャンス。

 

 中京9R芝2000m野路菊ステークス(2歳オープンクラス)を勝ったシルバーステート産駒ロン4番手追走から、直線では前を行くグーデンドラークを早めに捕まえて、そのまま後続を突き放して完勝1分59秒8の2歳コースレコード。好メンバーが集まった当レースでの4馬身差の完勝ですので、2歳牝馬路線でトップに立ったと言って良いでしょう。

 2着は、好位から抜けて粘った、エピファネイア産駒クラウンドマジック3着は、1番人気のモーリス産駒マテンロウスカイで、同じく好位から差してきましたが、勝ち馬が強すぎて届きませんでした。

 

 中山9R芝1200mカンナステークス(2歳オープンクラス)を勝ったダイワメジャー産駒コラリンスタートで出遅れて後方を追走となりましたが、前半33秒台でレースが流れたので、4コーナーで外を回して豪快に差し切り勝利脚を溜めることが出来るので、マイルくらいまでは守備範囲だと思います。

 2着は、こちらも出遅れから最後方を追走して、直線だけで追い込んできたディーマジェスティ産駒シゲルファンノユメ。直線を向いても、真っすぐに走れないなど、まだ幼いところがありますが、そこが修正できれば、いつでも勝ち上れる馬になれると思います。3着は、前で粘ったフロステッド産駒ジャスパークローネ。レースセンスの良さが目立ちます。

 

 日曜日は中山1Rダート1800m牝馬限定を勝ったホッコータルマエ産駒ロイヤルソウル中団待機から、4コーナー手前から大外を回して豪快に差し切りました。2着は、2番手から前々で粘り切ったロジユニヴァース産駒ソニングヴァース。ただ両馬ともに時計は平凡であり、次走は厳しい。

 中京2Rダート1800mを勝ったコパノリッキー産駒コパノニコルソン好スタートからマイペースで逃げて、直線もそのまま押し切る完勝逃げることで本領発揮2着は、3番手追走から、前々で粘り切ったシニスターミニスター産駒ヘラルドバローズ。この馬もレースセンス良く、先行出来れば次は確勝レベル。

 中山2R芝1200mを勝ったジャングルポケット産駒モズジャックポット3番手追走から、直線は内埒際を差してきて、そのまま押し切りました。前半33秒台のペースにもついて行き、最後の差し脚も見所有りなので、短距離路線で活躍する馬だと思います。2着は、中団から差してきたアドマイヤムーン産駒ルーチェディルーナ。レースセンス良しですが、1400mの方が向いていると思います。

 中京3R芝1600m牝馬限定を勝ったドゥラメンテ産駒サウンドビバーチェ。大雨が降る中の馬場コンディションで、先行した3頭による競合いが最後まで続きました。一番外にいたサウンドビバーチェが1着、2着は一番内側にいたアメリカンペイトリオット産駒ルミネイト、3着は間に居たイスラボニータ産駒ミスボニータ1番人気のディープインパクト産駒マイシンフォニーは、結果的には、好スタートにも関わらず武豊騎手が後ろに下げたことが敗因。そのまま強引に逃げた方が、この馬の良さを出せたと思います。

 中山3R芝1800mを勝ったドゥラメンテ産駒イルチルコ。6番手追走から、マクリ気味に4コーナー手前では2番手に、そのまま豪快に差し切って快勝。中山巧者だと思います。2着は、逃げて粘り切ったエピファネイア産駒クモリナキマナコ。3着は、後方から差してきたイスラボニータ産駒オンザロード。2着3着も見所有りで、次も狙える。

 中京4Rダート1200m新馬を勝ったシニスターミニスター産駒ドライスタウト好位追走から、直線では馬群を縫って、先に抜け出していたシニスターミニスター産駒ワセダタンクを差し切って完勝福永騎手のファイン騎乗で、これで2500勝達成2着は、逃げたワセダタンク。レースセンス抜群で次は確勝。

 中山4Rダート1200m新馬を勝ったプリサイスエンド産駒タヤスゴールド中団待機から、マクリ気味に前に進出して、直線では豪快に差し切って完勝ダート1200mの理想的なレース運びで、まだまだ活躍が期待できます2着は、2番手追走から粘ったコパノリッキー産駒ライヴサファイヤ、3着は、逃げて粘り切ったサトノアラジン産駒スウィートナー。2着3着もレースセンス良しで、次はチャンス。

 中京5R芝2000m新馬を勝ったキタサンブラック産駒トゥーサン3番手追走から、逃げたルーラーシップ産駒ジェスティンエースを競り落して、そのまま押し切りました。2着には、後方から鋭い差し脚で追い込んできたキズナ産駒インプレス。3着には、逃げ粘ったジャスティンエース。馬場が悪化する中で、勝ち馬はパワーを活かす勝利、2着馬は切れ味を削がれるも、長く良い脚を使いました。2頭ともに、2歳中距離路線で楽しみな存在に。3着馬も勝ち上がりは早そう。

 中山5R芝2000m新馬を勝ったハービンジャー産駒サインオブサクセス4番手追走から、直線は、馬込みを中央から抜けて勝ち切りました。2着は、ディープインパクト産駒ロードレゼルで、勝ち馬と同じ位置から、内埒際を突いたために、前が塞がって脚を余していました。次走は広い馬場で見直し。


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【競馬】 神戸新聞杯(GⅡ)と産経賞オールカマー(GⅡ)!

2021-09-26 07:52:40 | 競馬

 さぁ、まずは真打登場、菊花賞トライアルの神戸新聞杯から。今年も中京2200mで行われるため、必ずしも本番の阪神3000mへ繋がるレースになるかは判りませんが、出てくるメンバーは豪華になりました。

 当然ながら、中心はダービー馬⑩シャフリヤール。過去10年を振り返っても、ダービー馬の秋初戦は8戦8勝。あとの2つは、怪我で秋を走れなかったディープブリランテとロジャーバローズだけ。まぁ、勝ち方を確認するレースでしょう。

 陣営は、まだ菊花賞へ向かうか否かを発表していません。シャフリヤールに無理がかかりそうであるならば、長距離レースを強いるつもりはないようですので、ここでのレースぶりを見て判断するようです。

 相手は、春の有力馬が揃いましたので、そのまま⑤ステラヴェローチェ②ワンダフルタウン③キングストンボーイ⑦レッドジェネシスの4頭を選びます。

 馬券は、⑩シャフルヤール頭固定の三連単12点 ⑩⇒⑤②③⑦。これでもトリガミ馬券が混ざるようですが、悪しからず。

 

 次は中山のオールカマー実績では、大阪杯を勝った⑫レイパパレと、一昨年の香港ヴァースを勝った⑪グローリーヴェイズの2頭が抜けていますが、⑫レイパパレの本番は11月のエリザベス女王杯ですし、⑪グローリーヴェイズの本番もジャパンカップあるいは香港カップ。ピークはまだ先で、ここは8分か9分の出来と思って良いでしょう。

 そうなると狙いたいのが、中山巧者の①ウインマリリン鞍上の横山武史騎手も心強いですし、何と言っても、このレースには⑯ステイフーリッシュの横山和騎手⑩キングオブコージに横山典騎手の横山一家が勢ぞろい。あまり大声を出して言いたくはありませんが、息子が有力馬に乗った時の横山典騎手は「なんでも有り」状態になります。すなわち、⑫レイパパレを徹底マークして、武史騎手のサポート役に徹し切ったり、平気でやりますので、その効果もありそう。

 余談ではありますが、ダービーでのレッドジェネシスの騎乗などは、その典型でありまして、武史騎手サポートの為に、あれだけの無気力騎乗をされたら、友道厩舎だって、東京ホースレーシングだって、もう二度と横山典騎手に騎乗依頼は出せなくなったと思います。レッドジェネシスは、ダービーでも穴人気でしたからね。友道厩舎に委託している馬主も、東京ホースレーシングの会員も、「絶対に、もう典は乗せるな!」でしょう。

 ということで、ここは、本命を①ウインマリリン相手筆頭には⑫レイパパレ、その他は、⑪グローリーヴェイズ⑥ランブリングアレー⑯ステイフーリッシュ⑩キングオブコージの4頭。ちなみに、グローリーヴェイズは最後に坂のあるコースが苦手なので、レイパパレとは差をつける扱いにしました。

 馬券は、①ウインマリリンと⑫レイパパレの2頭軸三連単16点 ①⑫⇒①⑫⇔⑪⑥⑯⑩


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