私事ながら、満60歳となりました。還暦であります。
昔のサラリーマンは55歳が定年でしたが、私が会社に入った昭和59年の1年前か2年前に、世の中の定年が55歳から60歳へ延長されました。今でも55歳で役職定年となる業界が多いのは、その頃からの名残。現在は、それを65歳まで、更に定年が伸びている途上でして、私の勤める会社はすでに延長済のため、あと5年、勤める期間が残っています。
しかし、ここで新型コロナ騒動が起きたため、「新しい働き方様式」を前提とした勤務期間があと5年。新たなIT技能など習熟は無理ですので、ベテランである自分に期待される役割は、若人や中堅を唸らせるような「経験から来る知恵」。でもね、会議や打ち合わせの中で、次々頭に浮かんでくるのは、以下のようなダジャレで、しかも古いネタばかり。
「この事業は快調だね。快調、快調、怪鳥ベニーユキーデ!(1970年台の極真系天才ファイター)」
「いいとこを突くね。いいとこ、はーとこ、イトハトコ!(上方漫才重鎮 てんやわんやのギャグ)」
「ここは大きな山場だ。山の‥ 山の穴、穴、穴、あなた、もう寝ましょうよ!(三遊亭円歌「授業中」の一説)」
満60歳。自分の時代は、すでに遠くに去ったという実感だけが残ります‥。