まず土曜日の京都新聞杯。期待したアドマイヤビルゴは、横綱相撲を取ろうとして惨敗。2分11秒台の厳しいペースにも関わらず、直線早めに先頭に立った藤岡康騎手の判断ミスに思えます。東西移動が出来ないため、武豊騎手が乗れないリスクが顕在化した感じ。大事に育てながら、ダービー出走を目指していただけに痛恨の敗退と言えます。勝ったディープボンドはキズナ産駒6頭目の重賞勝利。ダービーでも無視は禁物だと思います。
次は新潟大賞典。勝ったトーセンスーリヤは、1800mから2000mの路線で面白い存在になると思います。お父さんのローエングリーンはマイルでしたが、それよりも少し長い距離で、淀みのない厳しいペースが作れる名バイプレイヤーになれると思います。
そしてNHKマイルC。勝ったラウダシオンにはビックリですが、さすがディープインパクトの直系。リアルインパクトは初年度産駒からGⅠ馬を出したことになります。2着のレシステンシアはよく頑張りました。不良馬場の桜花賞を逃げ粘り、高速馬場の府中マイルでも2着に。惜しむらくは、もっとハイスピードで逃げれば、ラウダシオンも潰れていたこと。後ろの馬も追いつけなかったと思います。