金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 コロナ騒動を跳ねのけたJRAの胆力に拍手!

2020-05-20 06:20:30 | 競馬

 2020年の前半は、世界中のすべての国がコロナ騒動で振り回されました。まだまだ収束が見えたわけではありませんが、特にスポーツ・文化イベントは多大な影響を受けてしまい、東京オリンピックをはじめ、そのほとんどが休止あるいは延期に追い込まれてしまいました。

 もちろん、世界の競馬も例外ではありません欧州のオークス・ダービーの日程は7月以降にずれ込み、アメリカのケンタッキーダービーは9月開催へ変更となっています。その中にあって、日本のJRAだけが、無観客とは言え、その開催日程を変更せずに、ここまで順調な開催を続けてきています。

 これは、インターネット投票の普及など、インフラ面での過去からの地道な努力の成果とも言えますが、「何としてでも、クラシックレースを予定どおりに開催する」という強い意志と、各方面から強いられた「自粛要請」にも屈せず、むしろイバラの道である「感染を広げずに開催する」ことを選んだJRAの胆力の賜物と言えると思います。

 ここから4年・5年経って、コロナが完全終息したあと、「あの時、数々の圧力にJRAが屈しなかったからこそ、あの年に、偉大なオークス馬、ダービー馬が生まれたのである」という歴史を語ることになる予感がいたします。ですので、あと2週間、何とか無事に競馬が開催されることを祈念してやみません。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする