まずは土曜日の青葉賞。レース前は、レベルの低いメンバーと言ってしまいましたが、さにあらず。2分23秒0の勝ちタイムだけでなく、後半5ハロンが57秒台の猛烈な消耗戦となり、そこを粘り切った1・2着馬、オーソリティ、ヴァルコスの長距離特性は筋金入りです。3着のフィリオアレグロまで、この3頭は菊花賞までよく覚えておく方が良いと思います。もちろん、1・2着馬はダービーでも穴人気になると思いますが、これだけの消耗戦の次は凡戦になることが多いことと、ダービーは結局切れ味勝負になる傾向が大ですので、狙いは秋だと思います。
次に、日曜日のスイートピーS。まさかまだこんな馬が隠れていようとは! 勝ったデゼルが、無事にオークスに出てくることがあれば、十分に勝ち負け候補になると思います。もちろん、桜花賞馬デアリングタクトに勝つのは難しいとは思いますが、オークスで2番人気か3番人気になるだろうミヤマザクラとは、ほぼ同格と言っても良いと思います。Dレーンが乗れば、さらに魅力は増すと思います。
最後に、天皇賞春。勝ったフィエールマンは大外枠をものともせず、きっちり差し切ったところは流石の一言。ルメール騎手の騎乗も完璧でした。それよりも、2着のスティッフェリオが惜しかった。一世一代の快走だったと思います。もし宝塚記念に出てきたら、そこでも狙いたいと思います。ちなみに、フィエールマン頭固定で、日経賞3着+1着の三連単550倍は、非常に美味しい馬券でした。