皆さん、毎日毎日、東京都の感染者数が、「また100を超えた~」とか、「お! 50を下回ったぁ」とか、一喜一憂してると思いますが、私が日々注目しているのが、都道府県別の感染者数。
特に、全国で唯一感染者を出していない岩手県は、白いボードに「0」と、光輝くような特別な扱いに。そして、全国2位の鳥取県は、痛恨の感染者3名(帰省者が帰省中に発症)を出しましたが、不動の「3」のまま、微動だにしません。
ところで、昨日、緊急事態宣言は5月末まで延長されましたが、該当地域は全国のまま。感染者のいない岩手県や鳥取県にも、本当に必要なのでしょうか? 岩手県と鳥取県だけは、居酒屋とかレストランも開店して良いのではないでしょうか? また地元のオーケストラとかも、過去1か月間、隣県に移動履歴がない人だけを集めて演奏するのだったらOKなのではないでしょうか?
今回の騒動は、「緊急モード」と「警戒モード」を繰り返す事態が続くと考えなければなりませんが、今の日本は最初の「緊急モード」。しかし、いつ「警戒モード」に戻すのか、「警戒モード」ではどの程度の経済活動を許容して良いのか‥まだ何も判っていません。自分の本音を言わせてもらうと、岩手や鳥取には、今の段階で「警戒モード」の実験をしておいてほしい。
今回の騒動の最終ゴールは、元の生活に戻ることでありますが、人の移動を自由に許すレベルになるには、町中の人たちがウイルスの抗体を持つ状態にならなければなりません。感染者ゼロが最終ゴールではないのです。