まずは土曜日の京王杯スプリングC。けっこうな雨の効果もありましたが、意外にハイペースにならなかったことが主因となって、前々にいった馬で決まるレースとなりました。勝ったダノンスマッシュはまさかの逃げ切り、Dレーンの凄みを見ましたが、この戦法変更がこの馬の将来にとって、プラスなのか、マイナスなのかは別。もう少し速く流れていれば、2着のステルヴィオの逆転があったかもしれません。それにしても、ロードカナロア産駒の1・2・3着独占は壮観でした。
そして、ヴィクトリアマイル。言っていたとおり、ウサイン・ボルトが日本のインターハイに出たら‥という感じのレースになりました。これでGⅠが7勝目ですので、顕彰馬も当確。もう、これで良い気がしますが、陣営はこのまま安田記念を目指すようです。怪我をしないうちに、この日本競馬の至宝を、早く繁殖に上げて欲しいと、繰り返し申し上げておきたいと思います。