千葉県松戸市・新井税理士事務所のブログ

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怪我のこと 固定編

2015-10-10 10:31:32 | Weblog
またまた、久しぶりの更新となってしまいました。

怪我のことの続きです。

腕を固定してからというもの、左手が満足に使えなくなりました。

固定しているのですから、当たり前ですが、

いざ、不自由になってから困ったのなんの…。


着替えが一人でできなくなりました。

シャツの脱着の際が大騒ぎです。

腕を上げないようにしながらの脱着なので、

変にひねると患部が痛むので本当に大変でした。


入浴が制限されました。

湯船につかって温まると幹部が痛むとのこと。

シャワーだけの生活が約1か月続きました。

しかも、左腕が使えません。

背中は風呂から出てきてから、家族にタオルで拭いてもらいました。


パソコンを右手だけで入力せざるを得なくなりました。

これが意外と大変。

入力スピードが落ちるし、ミスも増えます。

仕事の効率はがた落ちでした。

しかも、右腕に負担がかかり、肩や背中が痛くなる始末…。


人混みで左腕に当たられる恐怖との戦い。

幸いなことに怪我の当日から痛みで夜眠れなくなることは全くなかったのですが、

やはり骨折ですから、痛みを伴いました。

特に、幹部でない部分でも左腕に触れられると痛みを感じます。

電車などの人混みで不意に触れられ痛むことが多々ありました。

左腕に触れられないポジション探しに一苦労でした。


寝返りが打てない。

左腕が下になってはいけないので、

無意識に寝返りを打たなくなりました。

上述のとおり、夜眠れなくはなりませんでしたが、

体全体で左側をかばうようになっていたので、

2週間経過した頃くらいから、右半身の肩腰がかなり傷み始めました。

これで、ぎっくり腰になったらどうしようと思うくらい、辛くなっていました。

骨折の痛みより、かばうことによる、体全体のこわばりが一番辛かったです。


禁酒しました。

とにかく、酒は骨がくっつくのに良くないらしい。

飲んで血行がよくなると患部が痛むらしい。

と、骨折時の飲酒がよくない噂を散々耳にしました。

断固禁酒!

しかしながら、6月は税理士会の総会など様々な会食の機会がありました。

その場には出席して、ウーロン茶ばかり飲んでいました。

少し寂しさも感じましたが、酒が入らなくともそれなりにテンションは上がるのですよ…。

かえって、飲みすぎるこの時期に飲まなかったことは体のためには良かったのかもしれない…、

と、振り返ると思いました。

今は多少酒は飲んでいますが、家でも晩酌しなくなりました。

そんなに飲まなくてもよくなったので、「怪我の功名」だったのかもしれません。


と、固定していた時にはそれなりに辛いことが多かったのですが、

嫌なことばかりだったわけではありません。

まずは、あらためて家族の支えのありがたさに気がついたことです。

妻だけでなく娘も私の不自由な体に相当気を使ってくれて、

いろいろ助けてくれました。

家族の献身的な支えに、あらためて、この家族はかけがのないものだと思いました。

それから…。

家族だけではありません。

固定姿でお客様とお会いしたり、

税理士会の総会に出席したり、

様々な公的な場に出ざるを得ませんでした。

その場で多くの方から、優しい言葉をかけていただきました。

あらためて、人の優しさに触れられたように思います。

関係者の皆様には本当にご心配とご迷惑をかけたことを

この場であらためて、お詫びするとともに、

ご配慮いただいたことに御礼申し上げます。


怪我をしたことで不自由を経験したことで

当たり前のことのありがたさと、人の優しさを再認識できました。
コメント
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