千葉県松戸市・新井税理士事務所のブログ

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税理士のイメージ

2010-04-18 09:42:18 | 税理士
昨日からNHKで査察官が主人公の「チェイス」というドラマがはじまりました。


横行するタックスヘイブンを利用しての脱税を阻止しようと正義感に燃える主人公。

その主人公の家族にふりかかる悲劇。

脱税の指南役にも何か過去がある。


そんな第一回でした。

多少劇的な演出が気になりましたが、「ハゲタカ」同様今後の展開が楽しみです。


ドラマの内容も気になりますが、私としては…。

「税理士がドラマの中でどのように描かれるのか?」

が、大変興味深かったです


昨日の放送の中でほんの一瞬、税理士のことがセリフの中で描写されます。

脱税をしようとする会社社長が一言。

「税理士にこのことをしゃべったら、関与を断りやがった…」

すると脱税指南役が一言。

「国税局へ、たれこむ可能性がある…」


まぁ、いわば正義の味方でも悪役でもどっちでもない「どうでもよい」描かれ方でした。

映画「マルサの女」も同様で、

脱税しようとする納税者が悪役で、それをあばこうとする査察官が正義の味方、

でしたよね…。

ここでも、税理士は納税者に「正直に話しましょう!」と情けなく説得するだけでした。


確かに、税理士は脱税相談にのることは絶対にできません。

公正中立な税理士は、ドラマや映画ではこのように描くしかないのかもしれません。


しかし、実際の現場では、

お客様と一緒に経営について考えるなど、

時に税金以外の相談にのることもあり、お客様から感謝いただけることもあります。

税理士をやっていてよかった!と思う瞬間でもあります。

ただ、それは短時間でドラマに描くような派手さはないかもしれません…。

医者や弁護士のような正義の味方、悪役、どちらにも描きづらいかもしれません。

世間一般的には「税理士」って、「ドラマ」や「映画」で描かれるような印象なのでしょうね~。

ただ、もう少し存在感のある描き方ってできないものでしょうか???

若い人たちが税理士に憧れるようなドラマや映画ができますように
コメント (2)
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