夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

ぎゃらりー絵夢遊(えむゆう)

2023-09-12 08:04:07 | シニアライフ

先日のすずらん大学研修旅行でご一緒し知り合いになった水彩画を描いていらっしゃる3年生の男性に、自宅にギャラリーもあるので来てくださいとお誘いを受けていたので昨日お邪魔してみました。いただいた案内カードには「ちっちゃなぎゃらりー絵夢遊(えむゆう)」とありました。

そこは、我が家から近い北西の丘の西側に広がる美瑛らしい丘の畑が連なる一画にありました。手前のフェルム・ラ・テールやブラン・ルージュレストランは何度か訪れていますが、その先は初めて行ってみました。すごい美瑛らしい風景が広がっていてちょっと感動です。隣接してティールームやペンションもあり、やはりこの風景に魅せられた方々がお店を出しているのですね。

広い敷地にはご自宅の他に息子さん家族のログハウスや一棟貸のコテージが3棟並んでいます。お話を聞くと、まず息子さんがこの地を気に入ってログハウスと広い土地を購入し住み始めたそうで、その後彼ら夫婦も千葉からこちらに引っ越してきたと言う事でした。息子さんがビジネスとしてコテージとキャンピングカーなどの貸し出しをしており、彼らはもっぱら草むしりなど敷地の管理をお手伝いしているのだそうです。

その彼らの自宅は、美瑛町に来る前から趣味で始めていた夫の水彩画、妻の吊るし雛の展示のために設計されたもので、ギャラリーと自宅がうまく調和した平屋の素敵なたたずまいでした。


入ってみると、手前の部屋が彼の水彩画や絵手紙のコーナー、奥が夫人の吊し雛が所狭しと並んでいました。どちらもとても趣味で始めたものとは思えない出来で圧巻でしたね。お二人とも定年退職後に手習いで始めたというのですから驚いてしまいます。彼は絵の他にハーモニカも先生について習ったそうで、先の研修旅行でもその腕前を披露していました。

私はもっぱら奥さんと吊るし雛のお話などを伺っていましたが、私の故郷水戸でも2月になると梅まつりの開催に合わせて駅のコンコースのエリアに沢山の吊し雛が飾られていたのを思い出しました。いつもその緻密さにため息を持って見ていたのですが、膨大な作成時間を考えると気が遠くなりそうなイメージだけを抱いていました。こうして身近に見ると改めて素敵なものだと思いました。いろいろ説明していただき、楽しいひと時となりました。

私達すずらん大学1年生のクラスメートにもぜひご案内させていただく事をお約束して帰ってきました。

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