「定刻通りピッタシ到着したぞー」とＩＴ会社を経営している友人からのメール。
影響はないだろうと言いながらもストライキを気にしていたが回避されたようだ。
生まれも育ちも北海道の彼が、小さいながらもＩＴの社長、しかも潰さずいまだ健在。
私も年に数回先生の所に、勉強会にと東京、横浜に行く。
その勉強会で知り合った株主さんがいます。
その株主さんに友人は「会社を繁栄させるにはどうしたらよいでしょうと」質問した事がある。
その株主さんは「一生懸命働く事だよ」と言われました。
私は恐れ多くも「一生懸命働く事は損では？自分が手を貸すと若手が、周りが育たないのでは？」と、お聞きしました。
頂いたお言葉は「会社が給料を払っているのに自分の事しかしない、周りが育たない？」
「誰だい？そんな事言っているのは。時代の流れに乗っていないな～。一度出向して厳しさを知った方がその人の為かもな」と。
「自分も会社も繁栄するには一度調べて見た方がいい、例えば大地主さんの家系には、必ず人の為に尽くした人がいるはず」
「反対に会社が繁栄するには、自分の仕事しかしない人は、例え店長と親しくてもいらない人である」
確かに私が知っている大地主さんの家系では、「あそこのお爺ちゃんは働き者だった」とか、「まだまだ土地の値段は上がる！と言って、売らない人が多いなか、街が繁栄するならと言って、安い金額でご先祖様から頂いた大切な土地を売ったとか」を聞いた事がある。
その株主さんは「子孫繁栄、会社を繁栄させたければ人に尽くすこと」
「自分さえ良ければいい、自分さえ得すればいいでは、子孫繁栄はありえない。余計な事を言うよりも、自分が、子孫が衰退していく未来の姿が見えれば良いのだが」
意味はよく知らないのですが、「徳を積む」という言葉が思い浮かびました。
検索して見ますと「徳を積むということは、なかなか難しい。けれども、徳を積まなかったら、一時は栄えても永久に栄えることはできないのであります。 」とありました。
なるほどありがたいお言葉です、しかし今の私には子孫がいない。
私の場合は子孫繁栄の前に縁結びの神様だな。
せっかく結ばれた御縁が怪しかったりして。
今夜はＩＴ君と繁栄出来るように
最後に株主さんは「間違っても人の人生を潰すような事はしてはいけない、人の恨みは怖いよ」と。