神戸新聞によると
『兵庫県立龍野高校(たつの市)に通っていた2007年、テニス部の練習中に倒れ寝たきりとなった女性(24)=兵庫県太子町=と両親が県に損害賠償を求めた訴訟で、県は3日、将来の介護費用など約2億3千万円の支払いを県に命じた大阪高裁判決を不服として、最高裁に上告する方針を明らかにした。
井戸敏三知事が同日の定例会見で「一審と二審の判断が両極端。きちっとした判断を上告して得る必要がある」などと述べた。上告期限の5日に上告する見通し。
1月22日の二審大阪高裁判決は、女性は熱中症に陥ったと認定。現場を離れていた顧問の教諭について「負担の重い(練習)内容を女性に指示しながら、水分補給のための休憩時間を設けなかった」とし、指導義務違反があったと判断した。
一方、昨年1月の一審神戸地裁判決は熱中症と認めず、学校側の過失は認められないと判断していた。
女性は現在、家族らによる24時間の介護が必要な状態。父親(52)は「裁判を続けなければならないのは非常に残念」と話した』そうです。
二審(控訴審)は,一審の判決を精査して判決を出したのです。なので,一審と二審を比べるのは間違っています。二審の判決こそが裁判所のきっちとした判断です。井戸知事はそのことを知るべきです。
『兵庫県立龍野高校(たつの市)に通っていた2007年、テニス部の練習中に倒れ寝たきりとなった女性(24)=兵庫県太子町=と両親が県に損害賠償を求めた訴訟で、県は3日、将来の介護費用など約2億3千万円の支払いを県に命じた大阪高裁判決を不服として、最高裁に上告する方針を明らかにした。
井戸敏三知事が同日の定例会見で「一審と二審の判断が両極端。きちっとした判断を上告して得る必要がある」などと述べた。上告期限の5日に上告する見通し。
1月22日の二審大阪高裁判決は、女性は熱中症に陥ったと認定。現場を離れていた顧問の教諭について「負担の重い(練習)内容を女性に指示しながら、水分補給のための休憩時間を設けなかった」とし、指導義務違反があったと判断した。
一方、昨年1月の一審神戸地裁判決は熱中症と認めず、学校側の過失は認められないと判断していた。
女性は現在、家族らによる24時間の介護が必要な状態。父親(52)は「裁判を続けなければならないのは非常に残念」と話した』そうです。
二審(控訴審)は,一審の判決を精査して判決を出したのです。なので,一審と二審を比べるのは間違っています。二審の判決こそが裁判所のきっちとした判断です。井戸知事はそのことを知るべきです。