ヘコまされた被害者&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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天童いじめ自死事件のその後

2014年10月08日 05時19分16秒 | 相続
ヨミウリオンライン(2014.10.3)によると
 『山形県天童市でいじめにあっていた市立中学1年の女子生徒(当時12歳)が1月に自殺した問題を巡り、9月30日に行われた遺族側と市教育委員会の協議で、第三者調査委員会の委員の推薦を依頼する団体について合意した。依頼するのは、弁護士や県外の学識経験者などの計6団体。市教委は今週中に各団体を訪ねて推薦を依頼する予定で、月内にも委員を決定したい考えだ。
 約5時間に及んだ協議の結果、弁護士については、遺族側が要望していた日本弁護士連合会と県弁護士会に加え、仙台弁護士会に依頼し、学識経験者については教育、臨床心理、発達心理の各分野の学会に依頼することが決まった。遺族側が要望していた、学校でのいじめや体罰の被害者を支援する「学校事件・事故被害者全国弁護団」は含まれなかった。
 このほか、遺族側は調査委の事務局に教諭出身者を置かないことを要望し、市教委が認めた。自殺直後に実施した全校生徒に対するアンケートの写しの提供については、市教委が10日までに文書で回答するとした。
 協議後、市教委の佐藤通隆委員長は「具体的な話し合いを進められて大変よかった。一日も早い調査委設置に取り組みたい」と述べた。委員が決まり次第、日程を調整し、速やかに初会合を開きたいとしている。
 女子生徒の父親は「人選については苦渋の選択だったが、一日も早い調査開始のために同意した」と複雑な表情を見せた』とのことです。
 この事件に私が関わっているわけではありませんが,この被害生徒のご両親,今年の「第64回 全国学校事故・事件を語る会 大集会」で私の斜め前に座っておられたこともあって,事件のその後には注目しています。
 いずれにしても, 第三者委員会のメンバー,弁護士に限らず,真実をとことん追求していく情熱と執念のある人に就任して欲しいです。

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