農家 民宿 レストラン・あんすろーじ

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まるで『勧進帳』のようだ

2010年11月07日 03時17分24秒 | グリーン・ツーリズム
真夜中におばんでございます~~~

達古袋神楽保存会のご厚意で交流会の時に演じて頂ける事に成りました。
私達も良く解らないので資料を頂き、少し手を加えて見ました。

達古袋神楽演目『岩戸入り』日本古代の神代に基づいた舞である。

 イザナギ神が亡き妻イザナミ神を慕って黄泉の国に行くも、結局逃げ帰りました。
その時戻ってから川でみそぎをします。
その時に左目を洗ったときに天照大神、
右目を洗った時に月読尊、
鼻を洗った時に素盞鳴雄尊が生まれたとされます。
天照大神は日本の神様の中で最高神の地位を占める太陽の神であり、
高天原の主宰神です。

天照大神は素盞鳴雄尊(弟)が幾度も乱暴な振る舞いを繰り返す為、
月読尊(弟神)をつれ高天原の「天の岩窟」に入り岩戸を閉じました。
その為ため真暗な世となりました。

天照大神を再び世にお出ししようと八百萬神々が高天原に集まり相談の結果、
岩窟に迎えに行くことになり猿田彦尊の案内で「天の岩戸入り」をする場面です。

弁慶安宅の関 義経物語の最後の方の話、
歌舞伎では「勧進帳」の場面となります。

兄源頼朝との仲が悪くなった源義経は、武蔵坊弁慶らわずかな家来とともに、
京都から平泉(岩手県)の藤原氏のもとへと向かいます。

頼朝は平泉までの道すじに多くの関所を作らせ、義経をとらえようとします。

義経一行は加賀国の安宅の関所(石川県)を山伏に変装して関所を通過しようとしました。

ところが関所を守る富樫左衛門は、義経たちが山伏に変装していると
いう情報を知っていたので、一行を怪しんで通しません。
そこで弁慶は、何も書いていない巻物を勧進帳と見せかけて読み上げます。
勧進帳とは、お寺に寄付を募るお願いが書いてある巻物です。

しかし関所を守る富樫左衛門に見破られてしまいます。
変装がばれないようにするために、弁慶は持っていたつえで
義経を激しく叩きます。

それを見た富樫は、君主を打ちのめしてまで必死にかばう、
弁慶の義経への痛切な思いに感銘して関所を通すのでした。
富樫は武士の情けをかけました。

無事に安宅の関を通った弁慶は、君主に無礼な振舞いを詫び切腹しようとします。

義経は必死に自分を守ろうとした弁慶の気持ちに感涙しました。
礼を述べて弁慶の無礼を許しました)。
主従信頼の場面を演じて(えんじて)います。


民泊プロジェクトチームの中では、非常に神楽に趣を感じる人と
触りだけで十分と意見が分かれました。

しかし郷土芸能を披露しようと言う事で舞って頂くことに決まりました。


生徒さんにお渡しする文章には皆読み仮名を付けました。

日本語学校の生徒さんの為だけではなく
私自身の為にもです。

そういえば例えで「勧進帳のようだ」と言うと何の意味になるのかご存知ですか?

私は今日はじめて知りました。

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