ええ～気持ち

放射能汚染による堆肥の移動自粛の為、

堆肥出しが出来ませんでした。

県の方に野積みの許可を頂いてやっと外に堆肥が出せました。

さっぱりです。

気持ちいいです。

臭くないです。

床がカサカサと乾いた音がします。


何はともあれ・・・いがった～

子牛の名前 決定！

皆さんご心配お掛けしております。

さやかの赤ちゃんは痩せていますが

細々と生きております。

しかし一人では授乳が出来ないくらい

力が付いて来ました。

さすがに2時間余の授乳は限界が来まして

ただ今午前午後と2回の授乳になりました。



体をこすって←こうすると起き上がる。

お尻を濡れタオルでパッテング←おしっことウンチをする。


文字で書くのは簡単なのですが…


それからさやかのオッパイを搾乳し←反対側で修君がブラッシング

子牛に哺乳瓶で無理やり飲ませる←修君馬乗りになって
子牛をはがい締めしています。


繁殖牛の乳首は、乳牛の様な大きな乳首では無いのです。

私の親指ぐらいです。

よってとても絞りずらいのですよ…

上手くなりましたよ（自画自賛）




それから募集中の子牛のお名前ですが、
お返事を遅くなり申し訳ありません。

本当に死にそうでしたから…


3名の方からコメント頂きました。

この子牛は眠る時も「ぶ～～～ｎ・ぶ～～～ｎ」と鼻音がします。

おっぱいを飲んで息が上がって来ると「ぶ～んぶ～ん」と音が出ます。

修君まるで飛行機だな―――。

と言う事で「翼」ちゃんに決定になりました。


かえるさん♂♀間違ってごめんなさい。

来年男の子が生まれたらタクマシイ「タクマクン」検討させて下さいね。

ももんがさん「絆」回りでよく聞きます。

今回はさやかと子牛の絆が薄く、良い名前だと思いましたが。

修君の強い希望で「翼」ちゃんに決定となりました。

ごめんなさい

又年に一回なのですが次回も募集しますので宜しくお願いしますね。



ご当選の「五月のパパさん」みなみ岩手牛のステーキはお送り出来ませんが。

変わりに肉厚どんこ椎茸の乾燥品をお送りいたします。

あんすろーじのメールの方に住所氏名をお知らせくださいませ。

おまちしておりまーす。

☞ansuro-ji@blooｍ.ocn.ne.jp

親子の絆

おはようございます～～～

ご心配お掛けしております。

さやかの子牛は、生きております。

獣医さんが来られた時排尿と自分で吸いついたので
様子を見る事になりました。

ぴんぴんとは行かなくても自分で立ち歩いております。

一晩かけて人工乳を飲ませた事が功を為すたのか…

朝方排尿を確認できました。

哺乳するのには体力がいるらしく、
長い時間はおっぱいに吸い付いていられませんが、
何とか挑戦しようとしています。

観察し続ける事で見えて来た事が有ります。

哺入力のよわい雌牛、
母親になれない母牛、

二匹とも微妙な距離を置いて暮らしています。

さやかはシッカリ飲んでくれない子牛の為
お乳はパンパンで痛くてたまりません。

触られると思わず蹴りが入ります。

子牛はお尻を舐めてもられえないので、
お腹の働きが良くありません。

蹴られるので小さいのにお母さんの懐に
飛び込んでお乳が吸えません。
及び腰で舐めるように吸います。

そして悪循環です。

子牛は弱って行き
さやかは困ってしまいます。


それで子牛がお乳に行ったら
私はさやかにブラッシングする事にしました。

「おっぱいを飲ませると気持ちが良いんだ」と
思って貰う為です。

これは成功しました。

子供が疲れて乳房から離れたら
今度は私が手で搾ります。

始めての乳しぼりです。
さやかのお腹にほっぺをくっつけて
後ろ足が動くと筋肉の動きが私の体に伝わります。
蹴られる前に逃げれます。

私も体重をさやかに預けられるので搾乳が楽チンです。
しかし100cc絞るのがやっとです。

それを哺乳瓶に入れて子牛の喉に流し込みます。

そして前後には体のマッサージとお尻の清拭と刺激です。

2時間余の観察と授乳介助排便介助は続いていますが
さてこれで上手く行くのではないでしょうか。

哺乳力が弱い

おはようございます。

一睡もしないで一晩明かしました。

さやかの子牛はやはりおっぱいを飲みません。

2時間余に40分ぐらいかけて人工乳を与えていますが…

無理やり流し込んでいる感じです。

ほとんどこぼれてしまいます。

さやかのおっぱいは搾ると出るようになりました。

お乳が張っていたそうですが…

子牛は体をこすって刺激を与えると…

立ち上がります。

立ちあがった力みでウンチが出ます。

さやかは舐めて上げる事が出ません。

もう体も舐めなくなりました。

近くで力なくモ”－って小さく鳴いています（さやかの子牛を呼ぶ声）。

目がどうしたらいいのと訴えています。

子牛は母牛に近づこうともしません、

無理やり哺乳瓶を口に持ってく私からも

離れようとします。

もう口に指を入れても哺乳行動をしません。


何が起きているのでしょう？？？

自立歩行はかろうじて出来ています。

早く獣医さんに見て貰えます様に、

では授乳の時間なので行って来ます。

生きる力

おかしいです？

さやかの子牛がぐったりしています。

哺乳する力も有りません。

体温が高いのか？低いのか？

私には解らないのですが…

少し呼吸が早いような気がします。

2時間たっても起きて吸おうとしません。

さやかのおっぱいを搾って飲ませようとしましたが…

おっぱいが一滴も出ません、

組合長に相談して人工乳を飲ませる事にしました。

やはり哺乳力が弱いです。

体をさすっても元気が出ません…

さやかはどうしていいのか解らずボー然としています。

ぐたりしている子牛の側に座って咬み返しをしながら

じーっと見ています。

とりあえず一度帰って来て私達もご飯を食べました。

シャワーを浴びてもう少ししたら牛舎に行ってみます。

飲まない子牛に2ℓの人工乳を飲ませるのは至難の業です。

初めての事だらけなので心配です。

早く朝が来て獣医さんに見て貰えます様に…

ちなみに修君は又お腹壊して熱出しています。

どうも熱中症の様な気がするのですが…

修君は残念ながらほっておかれています。

て言うか休めないで動いています。

可哀そうですね～…

生まれました～～～

真夜中におばんでございます～～～

ただ今牛舎から戻りました。


午後からお腹を痛がっていたさやか。

ちょっと訪問時間が遅れてしまったら、

出産が始まっていました。

小さい子供の為自力で出産出来ました。




お母さんになったさやかは

一生懸命なめます。

しかし子供が可愛過ぎて…

自分の鼻先から放しません。

子供はおっぱいを飲みたいのですが、

後さずりして自分の顔の前に置きたがるのです。

１時間以内に初乳を飲んで欲しいのですが

子牛がおっぱいに触ろうとすると蹴ります。

絞って飲ませようとしましたが…

私も蹴られました。。（あざが出来てます）

それでもわずか１０ccぐらい飲ませる事が出来ました

なかなかさやかがおっぱいを吸われるのを嫌がる為

（パカパカ子牛の頭を蹴ります）子牛は弱って来ました。


そこに組合長登場！

さやかを諫めながらコップ一杯ほどの母乳を絞ってくれました。

母親が安心するように、
子牛を顔の前に起き、体を密着させ安心させて、
叱ったり励ましたり上手に絞ります。


さすが！（感心）

無事胎盤も落ちて始末を終え

子牛も蹴られても果敢におおっぱいを
吸おうとしだしました。

ちなみにさやかのおっぱいはボインなのですが

あまりに張り過ぎて出が悪いようです。

見かけ倒しでした。



数時間もするとこんなにしっかりした子牛になりました。

今夜はまとめて寝れるぞ～～～



子牛は男の子のようです。

名前募集します。

当選者に岩手南牛ステーキをお送り

出来ませんが。

皆さんよろしくお願いいたします。

ボイン

おばんでございます～～～


黒毛和牛のさやかの出産予定日が明日に迫りました。
人間と違ってエコーもスキャンもしないので
♂♀まだ解りません。

（私的には女の子が良いのですが…）


待ちどおしいですね。


胎動はあまり感じられなくなりました、

おっぱいもこんなに張って来ています。


手を添えて絞ると軽く「チュー」と出てきます。






しかし中々お産の兆しは見えません。





写真は後ろの股の間から取っています。

二つの丸いふくらみがおっぱいです。

そして片方に2個の乳首が付いています。

計4個の乳首


人間は一産に一つの命
そして2個の乳房


牛さんは4個の乳房（2個の乳房で4個の乳首なのかな～？）

それでも一産一頭なのです。

？？？？？

なんで4個もついてるの？

誰か教えて。



しかし牛さんも人間と同じ

貧乳とボインの差が有ります。


さやかはハッキリ言ってボインです。



私はかつて・・…でした。←勝手に想像して下さい。

シラミ駆除

おばんでございます～～～

牛舎の中の２頭の牛に脱毛が始まりました。

獣医さんに見て頂くと、
虱（しらみ）によるものとの事でした。


ネグホンと言う薬が処方されました。

ネグホンとは
有機リン系外部寄生虫駆除剤。

ほとんどの家畜・家禽などの殺虫剤に使われます。

予防の為に牛舎内全頭に散布する事になりました。


ガーゼに薬剤を包み、ポンポンと牛の体に付けて行きます。

牛さん達は真っ白になります。



思わず子供時代の頭シラミ駆除の
「ＤＤＴ散布」を思い出しました。

手ぬぐいを持参して頭に薬を掛けられ
真っ白になった頭を手ぬぐいで包み
次の日まで取らない様に言われましたっけ。


ＤＤＴ　は有機塩素系殺虫剤

　1971年5月に発癌性と環境ホルモンの問題等で
使用禁止になっています。


「さやか」が私が手に持っている
「ネグホン」の袋を思わずペロッと舐めてしまいました、
さすがに気持ちが悪いらしく、

何か口の中に入れなくてはと敷き藁を齧りまくっていました。

どの牛もこの薬の匂いすら嫌いらしく、
いつもは簡単に捕まえられるのに、
皆必死で私から遠ざかっていました。

私達もマスク手袋帽子と完全武装で散布しました、
本当はこんな薬使いたくないのにな～

牛舎のオーナーさんの中には、
自宅に牛舎を持っておられる人もいます。
お産との兼ね合いで牛の出し入れをするのですが、
どうも持ち込まれた牛からシラミが感染するようです。

これは本当に問題です。

今日は殺虫剤まみれになったので、
使用した服も、
体も、
隅々まで良く洗い流しましょう。

幸福な気分

おばんです～～～


あんな大きな体の牛さん達も
地震の時は『ビクッ』って動揺します。

大好きな食事中でもブースの真ん中に避難？して

ジットして様子を見ています。

そして安心を確認してから、やおらマシマシと餌を食べだします。



こちらの牛さんは早くご飯頂戴と、ヨダレがたらたら～






ジーと我慢の牛さん…

携帯まで食べられちゃいそうです。







餌が運ばれると皆一斉にムシャムシャ…マシマシ…

と　一糸乱れず真剣に餌を食べます。

牛達が満足している、「沢山お食べ」、「美味しいかい」。

その旺盛な食欲。満足した牛達の姿を見る。


是もまた幸福な一時でもあります。


これぜひ体験してみて下さい！

お乳

おばんでございます～～～

しばらくぶりで顔が痛いくらいの寒さでした。

牛舎の子牛君はお注射やお薬　何より飼い主さんの応援で

かなり元気になりました。

下痢便も黄緑色になり固さも見えるようになりました。






お薬の中には墨の様な薬があります。

飲んだ後は口の中も歯も舌も真っ黒になります(お歯黒です笑）




飛び跳ねるようになりましたし、
おっぱいもこの様にぐいぐい飲んでいます。




このまま回復して下さいよ～。