別にサボってたわけじゃない。先週は米国出張で全くBLOGをアップする時間すらなかったのだ。
いやぁ、久々のアメリカである。
2005年ぐらいまでは、毎年4回ぐらい仕事で行ってたけど、それ以降はあまり行ってなく、なんと2006年9月以来!ホントに久々の業務出張 TO USA(大分県の宇佐ではないUnited States of Americaである)。
ここのBLOGでは、基本的にワシの仕事の中身は書かないことにしてる。なのでここに出てくるのは旅程の話と、仕事以外(と言っても仕事仲間とのリクリエーション話はあるが)である。イリノイ州シカゴで4日、デラウェア州ウィルミントンで1日、そして帰りに土曜日1日だけオフにして、ニュージャージー在住の元同僚マイケル君と会って帰国するという、1週間のスケジュールであった。
さて出張出発前日
話はそこからかい!
マイケル君に頼まれてた楽譜を御茶ノ水に買いに行くワシ。彼とは前職で一緒に仕事した仲なのだが、ベース弾きでもある。日本が大好きで、カラオケに行くと「バンザイ~好きでよかった」やら「北酒場」やらを熱唱する、変なアメリカ人である。で、アジアン・カンフー・ジェネレーション(だったっけ?スマンワシ若い人たちの音楽を良く知らんのだよ)の譜面が欲しかったらしい。
それを無事ゲットし、横浜関内のパラダイスカフェに行った。ワシのライブでこの会場に来て下さった方も多いのだが、ここは滝ともはるさん(1980年に南回帰線を堀内孝雄さんとデュエットした人)がやってるお店である。その前日、「(元かぐや姫の初代ベーシストである)大嶋三平さんや、(現在ヒット中の秋元順子さんの「愛のままで…」を書いた)花岡優平さんが遊びに来るから、お前も来い!」という滝先輩の至上命令(私情命令とも言う)で、行ってきたのだ。両氏とも、ワシが中学~高校時代にいわゆるフォークシンガーとして大分で活動していた頃からの「知り合いという名の先輩」である。
三平さんとは今でもちょくちょく会っているが、花岡さんとは20年以上ぶり。そう、彼が高田みづえの「愛の終わりに」という曲を書いたちょと後ぐらいに会ったのが最後であった。彼もワシがクイーンのトリビュートバンドのボーカルとして、ちょくちょくテレビに出たりしてるのを見たことはあるらしいけど、あの少年がこんなオッサンになってるというのは、さすがにイメージしにくかったらしく、最初挨拶してもきょとんとしてた。
まあ仕方あるまい。あの頃のワシと今のワシでは形が違う。度重なるモデルチェンジの結果同じ生物には思えないほど変わっているからなぁ。
で、3月8日
昨年末、シンガポール便への搭乗を断られたワシは、パスポートも新調したし、ちゃんとアメリカ入国のための電子ビザも取得してた。仕事に必要なものや服や下着や・・・荷物を全て準備万端で家を出るワシ。「青組マイラー」のワシとしては、いつものようにユナイテッド航空で一路シカゴに向かったのであった。
マイケル君のために買った楽譜を、自宅のベッドの上に置いたまま・・・
しかし、本当に久々だったんだなぁ。
ユナイテッド航空のエコノミークラスでは、アルコール飲料が有料に変わってた。まあ、若い世代は知らんと思うが、もともとほとんどの航空会社でアルコール飲料は有料であったのだよ。確か1980年代初頭ぐらいに、シンガポール航空が無料化して、それにほとんどのエアラインが追随したと記憶している。それが昨今の不景気と、航空運賃の低価格化も手伝って、再び有料に戻ったと・・・そういうことなんだろうと勝手に解釈するワシ。知らない内にエコノミークラスの食事も、前にも増して貧弱化してたのにも驚くワシであった。飛行機、特に米国系の航空会社にサービス内容は期待してないワシだけど、ちょっと悲しかったかな。
ワシを乗せたユナイテッド機は、定刻に出発し、到着予定時間の20分前にシカゴに着陸。ここ、シカゴのオヘア空港は、今までに何度となく使っている空港なのだけど、実はシカゴ市内には一度も行ったことがなかったワシである。
タクシーで一路シカゴ市内へ向かい、宿泊先のHard Rock Hotelに到着する。
既に到着してたアメリカの同僚達と会い、食事したりしてこの日は終わりであった。しかし見事に時間調整に失敗してたワシ。翌朝5時前には目が覚めて眠れない。そのままの状態で仕事先である展示会場に向かったのだった。
さてさて、ここハードロックホテルだが、ハードロックカフェ同様いろんなアーティストの衣装とかギターとかを展示してあったりする。ワシが滞在した19Fはジミ・ヘンドリックス。まあ衣装はレプリカだろうし、ギターも彼が使ってたのと同型のものを置いているんだろうけど。でもまあ芸が細かいことに、ちゃんと右利き用のギターに弦を反対向きに(つまり左利き用に)張ってあったのには感心するワシ。
そして1Fロビーの横には、こんなギターが・・・
YAMAHAのSGである。SGと言えばサンタナとか高中正義さんとか?その辺は思い出すんだけど、誰だろう?横には宇宙服みたいなの置いてあるし・・・で、写真を見てみる。
あーなるほどね!シカゴといえば1970年代にGrand Illusion、Babe、Come Sail Awayなどをヒットさせ、1980年に歴史的アルバムとなるParadise Theater、そしてその中からシングルThe Best of Timesも大ヒットとなり、そしてその数年後にMr. Robotoも大ヒットとなったSTYXの出身地である。音楽をカテゴリ分けすることに何の意味も感じないワシではあるが、あえて言えばアメリカン・ポップ・プログレバンドとでも言うのだろうか・・・
で、このギターはSTYXのギタリストの一人、James Youngのサイン入りギターであった。わざわざギターシンセを搭載してあったりするところから見ると、もしかしたらホントに本人が使用してたものかも知れない。横にある彼の写真でも、同じ設定のギターを使っているし。しかし、どう見ても彼はワシには「ライオン丸」にしか見えないのだが・・・
さらにこのホテル、部屋の中の鏡にもアーティストの絵があったりする。ワシの部屋はKISSのPaul Stanleyであった。わざと自分を写りこませて写真撮ってみるワシ。
さらにさらに、会議室の名前とかも凝っている。
2Fの会議室・宴会場はGibsonとFender。4Fのそれは、Alembic、Gretch、Paul Reed Smith、Hamer、Rickenbackerなんだってさ。微妙なところでロックファンをくすぐる設定であるな。もっとも喜んで写真撮ってたのは、ワシだけだったみたいだけどね。
ちゅうわけで、宣伝!
Freddie Eto & ANNAN Live
3月28日(土)・29日(日)
大阪府高槻市Nashiville West
詳細はこちら
Freddie Eto Live
4月12日(日)
横浜市関内 Paradise Cafe
詳細はこちら
そんでもって今週のインターネットラジオRADIO GOO GOOは本日(3月19日)22:00~23:00の放送予定である。皆聞いてねー!先週はワシが米国滞在で不在だったため、ピンチヒッターとして仲間のミュージシャンがバッチリやってくれたそうである。感謝!
RADIO GOO GOO
こちらをクリック!(ケータイ不可)
いやぁ、久々のアメリカである。
2005年ぐらいまでは、毎年4回ぐらい仕事で行ってたけど、それ以降はあまり行ってなく、なんと2006年9月以来!ホントに久々の業務出張 TO USA(大分県の宇佐ではないUnited States of Americaである)。
ここのBLOGでは、基本的にワシの仕事の中身は書かないことにしてる。なのでここに出てくるのは旅程の話と、仕事以外(と言っても仕事仲間とのリクリエーション話はあるが)である。イリノイ州シカゴで4日、デラウェア州ウィルミントンで1日、そして帰りに土曜日1日だけオフにして、ニュージャージー在住の元同僚マイケル君と会って帰国するという、1週間のスケジュールであった。
さて出張出発前日
話はそこからかい!
マイケル君に頼まれてた楽譜を御茶ノ水に買いに行くワシ。彼とは前職で一緒に仕事した仲なのだが、ベース弾きでもある。日本が大好きで、カラオケに行くと「バンザイ~好きでよかった」やら「北酒場」やらを熱唱する、変なアメリカ人である。で、アジアン・カンフー・ジェネレーション(だったっけ?スマンワシ若い人たちの音楽を良く知らんのだよ)の譜面が欲しかったらしい。
それを無事ゲットし、横浜関内のパラダイスカフェに行った。ワシのライブでこの会場に来て下さった方も多いのだが、ここは滝ともはるさん(1980年に南回帰線を堀内孝雄さんとデュエットした人)がやってるお店である。その前日、「(元かぐや姫の初代ベーシストである)大嶋三平さんや、(現在ヒット中の秋元順子さんの「愛のままで…」を書いた)花岡優平さんが遊びに来るから、お前も来い!」という滝先輩の至上命令(私情命令とも言う)で、行ってきたのだ。両氏とも、ワシが中学~高校時代にいわゆるフォークシンガーとして大分で活動していた頃からの「知り合いという名の先輩」である。
三平さんとは今でもちょくちょく会っているが、花岡さんとは20年以上ぶり。そう、彼が高田みづえの「愛の終わりに」という曲を書いたちょと後ぐらいに会ったのが最後であった。彼もワシがクイーンのトリビュートバンドのボーカルとして、ちょくちょくテレビに出たりしてるのを見たことはあるらしいけど、あの少年がこんなオッサンになってるというのは、さすがにイメージしにくかったらしく、最初挨拶してもきょとんとしてた。
まあ仕方あるまい。あの頃のワシと今のワシでは形が違う。度重なるモデルチェンジの結果同じ生物には思えないほど変わっているからなぁ。
で、3月8日
昨年末、シンガポール便への搭乗を断られたワシは、パスポートも新調したし、ちゃんとアメリカ入国のための電子ビザも取得してた。仕事に必要なものや服や下着や・・・荷物を全て準備万端で家を出るワシ。「青組マイラー」のワシとしては、いつものようにユナイテッド航空で一路シカゴに向かったのであった。
マイケル君のために買った楽譜を、自宅のベッドの上に置いたまま・・・
しかし、本当に久々だったんだなぁ。
ユナイテッド航空のエコノミークラスでは、アルコール飲料が有料に変わってた。まあ、若い世代は知らんと思うが、もともとほとんどの航空会社でアルコール飲料は有料であったのだよ。確か1980年代初頭ぐらいに、シンガポール航空が無料化して、それにほとんどのエアラインが追随したと記憶している。それが昨今の不景気と、航空運賃の低価格化も手伝って、再び有料に戻ったと・・・そういうことなんだろうと勝手に解釈するワシ。知らない内にエコノミークラスの食事も、前にも増して貧弱化してたのにも驚くワシであった。飛行機、特に米国系の航空会社にサービス内容は期待してないワシだけど、ちょっと悲しかったかな。
ワシを乗せたユナイテッド機は、定刻に出発し、到着予定時間の20分前にシカゴに着陸。ここ、シカゴのオヘア空港は、今までに何度となく使っている空港なのだけど、実はシカゴ市内には一度も行ったことがなかったワシである。
タクシーで一路シカゴ市内へ向かい、宿泊先のHard Rock Hotelに到着する。
既に到着してたアメリカの同僚達と会い、食事したりしてこの日は終わりであった。しかし見事に時間調整に失敗してたワシ。翌朝5時前には目が覚めて眠れない。そのままの状態で仕事先である展示会場に向かったのだった。
さてさて、ここハードロックホテルだが、ハードロックカフェ同様いろんなアーティストの衣装とかギターとかを展示してあったりする。ワシが滞在した19Fはジミ・ヘンドリックス。まあ衣装はレプリカだろうし、ギターも彼が使ってたのと同型のものを置いているんだろうけど。でもまあ芸が細かいことに、ちゃんと右利き用のギターに弦を反対向きに(つまり左利き用に)張ってあったのには感心するワシ。
そして1Fロビーの横には、こんなギターが・・・
YAMAHAのSGである。SGと言えばサンタナとか高中正義さんとか?その辺は思い出すんだけど、誰だろう?横には宇宙服みたいなの置いてあるし・・・で、写真を見てみる。
あーなるほどね!シカゴといえば1970年代にGrand Illusion、Babe、Come Sail Awayなどをヒットさせ、1980年に歴史的アルバムとなるParadise Theater、そしてその中からシングルThe Best of Timesも大ヒットとなり、そしてその数年後にMr. Robotoも大ヒットとなったSTYXの出身地である。音楽をカテゴリ分けすることに何の意味も感じないワシではあるが、あえて言えばアメリカン・ポップ・プログレバンドとでも言うのだろうか・・・
で、このギターはSTYXのギタリストの一人、James Youngのサイン入りギターであった。わざわざギターシンセを搭載してあったりするところから見ると、もしかしたらホントに本人が使用してたものかも知れない。横にある彼の写真でも、同じ設定のギターを使っているし。しかし、どう見ても彼はワシには「ライオン丸」にしか見えないのだが・・・
さらにこのホテル、部屋の中の鏡にもアーティストの絵があったりする。ワシの部屋はKISSのPaul Stanleyであった。わざと自分を写りこませて写真撮ってみるワシ。
さらにさらに、会議室の名前とかも凝っている。
2Fの会議室・宴会場はGibsonとFender。4Fのそれは、Alembic、Gretch、Paul Reed Smith、Hamer、Rickenbackerなんだってさ。微妙なところでロックファンをくすぐる設定であるな。もっとも喜んで写真撮ってたのは、ワシだけだったみたいだけどね。
ちゅうわけで、宣伝!
Freddie Eto & ANNAN Live
3月28日(土)・29日(日)
大阪府高槻市Nashiville West
詳細はこちら
Freddie Eto Live
4月12日(日)
横浜市関内 Paradise Cafe
詳細はこちら
そんでもって今週のインターネットラジオRADIO GOO GOOは本日(3月19日)22:00~23:00の放送予定である。皆聞いてねー!先週はワシが米国滞在で不在だったため、ピンチヒッターとして仲間のミュージシャンがバッチリやってくれたそうである。感謝!
RADIO GOO GOO
こちらをクリック!(ケータイ不可)
「音つばめ」も残念ながら・・・
一度聴いてみたいです。
アメリカ紀行、楽しみです。
Hard Rock Hotel なんていう名のホテルが
本当にあるんですね。すごいなあ。
Etoさまに英会話習いたいです。
この週末、大分に帰ってきたでー。
だんご汁、やせうま、関サバなど食べて、別府にも行ったでー。ついでに地獄巡りも(苦笑)
「音つばめ」バージョンの「愛の終りに」(高田みずえでヒットしたのの原曲)はyoutubeにあるみたい。探してみては?
takakoさん
お久しぶりですねー
Hard Rock Cafeと同じところが経営してるみたいですよ、Hard Rock Hotelは。
うーん、英会話を教えるってのは、最近のワシには難しいかなぁと思う今日この頃です。教える技術ってあるんですよね。しゃべったり通訳したりは、問題ないんだけど、教えるのはもう20年ぐらいやっていないもので・・・錆びついているような気がする・・・(苦笑)
以前、大塚博堂さんの関係のコメントを書いた者です。
HNは占いなどで若干変わりましたが覚えてますか?
今回は、大嶋三平さんはもちろんですが、二人ほど私の興味をそそる方が書いてあったのでお邪魔しました。
まずは、滝さん、滝さんがそういう店をしていて、大分県出身だと言う話題は、大塚さんのファンサイトで話題にあがった事があります。
『南回帰線』や“ハングマン”の『ミッドナイトフライヤー』とか、格好良い曲が多いです。
そして、花岡さん、音つばめはもちろんの事、みづえさんがカバーした『愛の終わりに』や柏原芳恵さんの『途中下車』やあるいはアレンジした大泉逸郎さんの『孫』とかで、名前を拝見しましたが、去年はあの曲でまた名前を見る事が出来、嬉しかったです。
私もシングル買ったんですが、今年、去年のあの歌をセルフカバーをしていますが、聴けば聴くほど、音つばめワールドと言うか、花岡ワールドと言うか、そう言うのを感じる曲です。
それにしても、ANNANさんは、色々と顔が広いんだなぁと改めて感じました。
では、失礼します。
お久しぶりですねー。覚えてますよ!
>>それにしても、ANNANさんは、色々と顔が広いんだなぁと改めて感じました。
いや、顔が広いのではなく、顔がでかい!
てな冗談はおいといて・・・
実は皆「大分つながり」なんです。私が中学生~高校の頃、フォーク少年だったのです。
そして、その頃からステージにバンバン上がってて、プロの方の前座やったり、コンテストで(自分はコンテスタントとして出演)歌った時にゲストとして来られてたプロの方と知り合ったり・・・やっぱり、高校生とかがプロの前座とかって、当時は(今でも?)珍しかったですからね。
改めて「愛の終りに」を聞いてみました。いいですねー、花岡ワールド。
先日は花岡さんは演奏せずに、私の演奏を聞いてただけですけど、今度は一緒に歌いたいなーなどと思っております。
ちょくちょくここのブログにも遊びにきて下さいね。