ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

ツアー用ギター遂に完成!

2009-02-10 02:41:08 | ANNAN
さてさて、久々にワシのギターの話題。
かねてからこのブログに何度も登場している、ワシのツアー用ギター。

ついに!!!

カスタマイズが一応完了した。
最初買ったとき(ちょうど去年の今頃)はこんな感じであった。この写真はギターが到着した時に撮った写真。これがオリジナルな姿である。ARIA AF-150BSというモデル。石川県にあるアラバスタ・ミュージックというところで購入。ネット上の通販でギターを買ったのは(中古品のオークションを除いては)初めての経験であった。非常に対応のよいお店で、気持ちよく買い物させていただいた。しかも、なかなかの破格値でね。が、その時点ではここまでいろいろ手を加える予定ではなかったのだけど・・・



嬉しくて、こういう記事を書いた日付は2月12日。ホンマに1年前ですな。ちなみに仕様は;

TOP: Solid Engleman Spruce
SIDE & BACK: Solid Rosewood
NECK: Mahogany
FINGERBOARD & BRIDGE: Ebony
NUT & SADDLE: Bone
BRIDGE PIN: Plastic (with Abalone)
FINISH: Polyurethene
BODY INLAY: Martin Style 45 (Abalone)

日本ブランドではあるが、このギターの製造は中国である。

その後、いろいろあって表板の塗装修理、ネック調整、ブリッジ・ナット調整、そしてカスタム・ピックアップの装着、ピックガードの「仮」貼り替えまでが完了したのが去年の5月。ワシのギター・ドクターであり、カスタムピックアップを作っていただいている、アンフィニ・カスタムワークスさんに、いい仕事をしてもらった。ちなみに、そのときの姿はこういうものであった。



この段階で、TOPの塗装がポリウレタンからニトロセルロースラッカーに変更されている。写真ではその違いはわからないだろうけどね。これによって音質の向上も行われた。やっぱりポリよりもラッカーの方が素直な音がすると感じた。

その後、本格的にツアーギターとしてあちこちに登場させ始めたのだった。去年(実質5月以降)だけでも、沖縄、札幌などの遠征に連れてゆき、それ以外でもほとんどのANNANおよびフレディ・エトウソロライブで、皆さんのお目にかかったと思う。

しかし、どうしてもこの白いピックガードがイマイチだと思ってたワシは、ギターパーツの専門業者として知る人ぞ知る大和マークさんへ、自分の好みのピックガードを特注して、こういうのが出来上がってきた。それが昨年12月初旬。恐ろしいほど、要求した仕様通りの精度のモノが出来上がってきたのだった。



そして・・・

パンパカパーン!

約1年の月日を経て、ようやくワシの理想の?ツアーギターが完成した!2月15日のANNANフォークライブ(横浜市青葉区山内地区センターで開催、詳しくはこちらで)で、完成形を皆さんの前で披露することになる。うーん、楽しみである。
今回の改造?は、もちろんピックガードの貼り替え。これでルックス面での改造は終了である。さらに上の2枚のギター写真では白のプラスティック(そこにアバロンのインレイあり)のブリッジピンが着いているのだけど、それをエボニー(黒檀)の、白蝶貝のインレイ入りのものに取替えてみた。まあリックス的要素がないとはいえないが、これはむしろ音質の向上を目指したもの。やはりプラスティック素材のブリッジピンと天然素材(例:牛骨とか象牙、あるいはエボニーとかローズ)では、音の表情が違う。エボニーだと牛骨とか象牙のようなクリアさはないのだが、少ししっとり感のある表情になる。そしてさらに、ネック周りの調整をしてもらい、先週末にワシの元へ帰って来たのだ。

それがこの写真である!


横からギターに噛み付いているカバには特に意味はない。
Comments (5)
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