ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

SHOCK!!!

2008-02-18 03:38:07 | ANNAN
先日、ワシの新しい相棒(ANNANのツアー用の入手した新品のギター)の話を書いた。

そう、本日のTOP写真のギターである。ピックガードを貼りかえる計画をしているのだけど、そのためにはギターの色が焼ける(日光その他の影響で色が変わる)前にピックガードを外したほうがいいということで、日曜日に楽器を、Kで始まる某大手楽器渋谷店に持っていったワシ。ギタリストという名の音響屋?たまぞーさんと同行である。

リペアマンのお兄ちゃんに、このピックガード外したいんだけど・・・と言うと、その場でピックガードを手で外し始めた。うーん少し乱暴かなぁ?とは思ったのだけど、ちゃんと剥がれてきて・・・そしたら、次の瞬間!

「バキッ!」

という嫌な音が・・・

やっちゃいました・・・てかやられちゃいました!表の塗装の一部と、さらにTOPの木(イングルマンスプルース)の一部が一緒に剥がれちゃった。どーしよう・・・呆然とするワシ。

そこにたまたま現れたのが、ワシのギターや、たまぞーさんのギターのメンテをお願いしている某工房のFさん。

Fさん:「フレディさん、どーしたの?」
ワシ:「ピックガード外してたら、表板が割れちゃった」
店員さん:「これ、ちゃんと直しますから・・・ごめんなさい」

正直、買ったばかりのギター(購入した店は違うけど)なので「新品取り寄せろよー!」って怒りたいのはヤマヤマなんだけど、そこは故郷の後輩でもあり、仲の良い店員でもあり、しかもまだ若く将来ある店員だと思っているので、なんとか気持ちを抑えるワシ。

Fさん:「あれー、やっちゃったねー。でもちゃんとやれば直せるよ。」
店員さん:「いえ私が直します・・・
ワシ:「いや、ここはFさんにお願いします」

店員さんを責める気持ちもないわけではないのだけど、そこはベテランのFさんの方が信頼できる。なにせ、トップアーティストのギターメンテナンスも行っているFさんである。

Fさん:「今日クルマで来てるからこのまま持って帰っていいよ」
ワシ:「じゃあとりあえず持って帰って、見積もり下さい。お願いします。」

というわけで、ワシの新たな相棒は、ステージに上がる前に入院。

店員さん:「すみません。お詫びと言うのもなんですが、ピックアップ無償で提供しますので・・・」

うーん、多少論点が違う気もするのだけど、まあ修理代=ピックアップの値段ぐらいであれば、納得できないというわけでもない。割と素直に納得するワシ。まあ、サンライズのピックアップぐらいはもらうことにしようか・・・(ちなみに4万はすると思うけど・・・

でもさぁ・・・ちょっと扱い気をつけて欲しいよなぁ。リペアマンなんだから。
これが仮にビンテージとかカスタムメイドのギターとかだったら、数十万円とかそんなレベルじゃ収まらない、大変な補償問題になるよ。

今回のギターは、ワシがツアー専用に入手したもの。なので、値段的にはそんなに高価なモノではない。しかもワシは「ギターは弾いてナンボ」と思っているので、プレイする上でついたキズなどは全く気にしない。むしろ「勲章」と思うぐらいである。ただ、プレイ以外でついたキズとなると話は違う。しかもまだデビューさせていない秘蔵っ子である。

というわけで、ワシの新たな相棒は東大和市に強制入院春に予定している地方公演までには、修理+調整+ピックアップ取り付けのための改造などが終わるまで、ワシの手元から離れてしまった。

悲しい・・・
Comments (4)
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